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学生の体験記:
2015春 マレーシア隊

海洋環境学科 古畑 亜佑美

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 約1ヶ月間、チームのメンバーと派遣先であるマレーシアのコタキナバルで、共同生活を送りながらプロジェクトをこなした。プロジェクトは、それぞれ約1週間、企業でインターンシップをおこなったり、大学の研究活動に参加させていただいたりした

 私のこの実習で、環境保全に関する活動をすること、そして、以前に海外に滞在してできなかったこと、話すことや誰かと協力することなどを、大学生になってどのくらいできるか試すのを目標としていた。滞在中はもちろん、その前後にも現地の方とコンタクトをとる必要があるし、多くの社会人の方と会う機会もあった。滞在中は、スケジュールは組まれてはいるが、どのように過ごすかは私たちに託されており、自分の目標をすべて経験することができた。また、実習を通して得たことは、コミュニケーションに対する心構えである。企業の方や大学の先生方とコンタクトをとるときのマナーはもちろん、現地の方と話すことで、日本とは考え方や感じ方が異なることや、その違いを乗り越えてどのように会話をすすめればいいかを考える機会となった。心がけるようにしたのは、お世話になった人々に感謝の気持ちをしっかり伝えることである。海外探検隊に関わって、多くの方にこの上なくよくしていただいた。

 はじめ海外探検隊に入ることができると決まった時には、4期生には一人も友達はいなかった。しかし、マレーシア隊のメンバーはもちろん、学年など関わらずに他の国のメンバーと親しくなることができ、このマレーシアで出会った多くの人々との体験は決して忘れられないものになった。海外探検隊としての活動は終わったが、また海外で活動してみたいと思ったし、5期生からがどのような活躍を見せてくれるかとても楽しみである。


食品生産科学科 渡邉 祐貴

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・企業研修(ヤンマー)

ヤンマーでは、研究所においてエンジン部門とケミカル部門で研修を行いました。エンジン部門ではエンジンの耐久試験の研究が行われており、エンジンの性能評価のために一定期間動かしたエンジンを分解して、損傷や摩耗の度合いを確認する作業を体験させていただきました。ケミカル部門ではバイオ燃料の製造と分析の研究が行われており、実際にバイオ燃料の製造実験と分析実験を体験させていただきました。また、バイオ燃料の原料となるジャトロファという植物からオイルを抽出する作業をさせていただいたり、ジャトロファのプランテーションを見学させていただきました。研修を通して、語学力の重要性を感じました。研修中は現地社員の方に指導していただきましたが、常に英語だったので、時々、自分の英語力の乏しさのせいで、意味がわからなかったり、言いたいことを伝えることができませんでした。グローバルに活躍するためには、もっと英語を勉強する必要性を感じました。さらには、現地の言葉も話せるとより交流を深めることができるのではないかと感じました。 

・大学研修(サバ大学)

サバ大学では、ボルネオ海洋研究所と熱帯生物保全研究所で研修を行いました。ボルネオ海洋研究所では、魚の養殖の研究を行っているふ化場での研修とシュノーケルを行いました。熱帯生物保全研究所では昆虫採集や標本の作製、ボルネオ島の生物や自然についてのレクチャーを受けました。研修を通して、様々な経験をすることができ、新たに多くのことに興味を持ちました。これらは日本にいたらおそらく経験することはなかったことであり、探検隊に参加したからこそ得られた経験だと思います。

 このようなに自分の経験を広げていき、また、専攻分野についてもより勉強して、多くの経験を積み、将来それを活かしてグローーバルに活躍していきたいと思いました。

 

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