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学生の体験記:
2015夏 香港隊

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食品生産科学科 門田幸音

活動は大きく分けて、広州見学・香港日本人小学校での出張授業・AMOY(味の素グループ)での企業研修・SWIMSでの研究室インターン、の4つでした。
 広州見学では、2日間広州を回り、香港、そして日本との違いを比較しました。日本と中国の違い、そして広州(大陸)と香港の違いは、街の中のいたるところに見受けられ、文化の違いや、それを生み出す歴史の違いなどを深く考えさせられました。
 日本人小学校での授業は、養殖業の技術やそれにまつわる問題を、児童と一緒に考える形で紹介しました。教える立場の苦労を知るとともに、香港に住む小学生の意欲の高さに驚かされ、我が身を顧み、香港の競争社会の厳しさを垣間見たように思いました。
 企業研修では、海外で働く難しさや、やりがいを知りました。現地企業らしさを活かしつつ、日本の技術や方法を組み入れていく、そのなかでの努力や苦労を知り、私自身が海外で働くことを考える、良いきっかけとなりました。
 SWIMSでは、研究のお手伝いという形で、数値の測定やフィールドワークなど、様々な作業をさせていただきました。世界各国の研究者が集まる環境にまず驚き、英語の重要性を痛感しました。また、研究において、地道な作業の積み重ねが非常に重要であることも学びました。

 また、香港大学やSWIMSで、大学生との交流の機会もありました。彼らは英語・広東語・日本語が堪能で、彼らとの会話はほぼ全て日本語だったほどです。同じ年代の彼らのレベルの高さに驚かされ、世界を舞台に活躍するためには、こうした人に負けないよう努力する必要があることを思い知らされました。
 実際に香港に行き、現地の方々と触れ合ったことで、海外で働くことや研究することを、以前よりも具体的に想像できるようになりました。また、海外の同世代の人々のレベルの高さを知り、英語学習に対する意識が高まりました。


海洋環境学科 青山 航

海外での長期生活は初めてでしたが、重大な事故などなく無事に演習を終えることができました。その過程で、同じチームのメンバーや現地で出会った方々に幾度となく助けられました。また、チームのメンバーとは時に意見の相違もありましたが、それも含めて日本で普段生活しているときよりも人とのつながりを感じられたと思います。
香港は公共交通機関が発達していて、治安もそこまで悪くないので、思っていたより安心して滞在できました。とはいえ、生活や実習内容は「初めて」の連続であり、その都度状況の把握と理解のために全精力を集中する必要がありました。ここまで連続して集中していた日々は過去にありません。

同行してくださった先生並びに学内関係者の方々には、演習前半では海外での生活の仕方(交通機関の利用など)を、後半では最終プレゼンに関する指導を頂き、勉強になりました。

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