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学生の体験記:
シンガポール探検隊(中間レポート)

海洋生物資源学科 4年生

私は今回、第一回海外派遣キャリア演習のシンガポール探検隊に唯一の4年生として選ばれました。今回4人それぞれが一つずつプロジェクトリーダーという役割を持ち、そのプロジェクトで与えられた課題に関してシンガポールでプレゼンをする為に本学でアンケートを実施し現地入りする1ヶ月ほど前から日本で準備を進めてきました。

現地入りした次の日の朝から1日に4ヶ所ほど訪問しシンガポールで働く方々とお会いし自己紹介をして、人生で初めて名刺交換をするという普段の学生生活の中でやってこなかったことばかりの慣れないことが続き、最初の3日間は本当に学ぶことが多い濃い日々でした。

各プロジェクトをだいたい4~7日間かけて2回プレゼンをし、その間には調査でNUS(シンガポール国立大学)や、ウビン島に行きました。NUSでは食堂などの生徒が集まる場所に行き各テーブルに英語で声をかけ、アンケートを実施しました。見ず知らずの人に声をかけるということは勇気がいるし、さらに英語ということで最初は気後れしていましたが回を重ねるごとにコツをつかみ、現地の学生と自然に交流できました。

企業で英語のプレゼンをし、外国人の方々から質問をいただき答えるということも初めての経験でそれを色々なアドバイスを頂きながら何度もこなしてきた自分にすごく今は自信を持っています。

今後の学生生活ではもちろん、社会に出てからもこの経験は役立っていくと確信しています。今回このプログラムを通じて出会った方々との繋がりを大切にして、学んだことをこれから活かしていこうと思います。

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海洋政策文化学科 3年生

高層ビル、夜景、マーライオン。これらは私がシンガポールに来る前のシンガポールのイメージでした。しかし今はシンガポールのIT化の速さ、急激な成長などといった日本にはない"スピード"、人種の多さ故に生まれる多くの文化、言語が入り混じっていることなど元々イメージしていたものと大きなギャップがあり毎日がすごく新鮮です。

そんな中で、私たちは4つの企業でプロジェクトをすすめてきました。NUS(シンガポール国立大学)に行ってアンケートをとったり、インタビューしたりし、それを企業な方の前でプレゼンしてきました。慣れ親しみのない言語を使う場面が多く大変でしたが、チームのみんなでその場面場面で助け合い、大きな自信を持てるようになりました。

この一か月は人生の中で一番濃いと言っても過言ではないかもしれません。色んな物を見たり、経験したり、多くの人にお会いしたりして、お話を伺って、自分の将来像ががらりと変わりました。そしてこれまでずっと住んでいた日本を狭く感じました。多くの場所に簡単に行けるようになった今、もっと色んな所に行って色んな人と話さないと損だなと感じました。

海洋生物資源学科 3年生

本研修で、「グローバル」という言葉を誤って認識していたことが分かった。私は、東南アジアを拠点に働きたいという考えがあった。しかし、実際に、私が選択しようとしていた道は、海外で働くことのできる保証のないもので、自分の希望とはかけ離れたものであった。そのため、本実習で出会った恩師に、「なぜ海外で働きたいと考えているのに、日本から出て、仕事を見つける努力をしないのか。」と聞かれ、大変戸惑ったことを覚えている。

この実習により、私の頭の中は、一度かき混ぜられ、混乱した状態となった。このことにより、視野が広がり、冷静に今後の将来を見られるようになった。

こうした機会を与えてくださった、小松先生また、堀部さんに心より感謝したい。常に助言をいただき、その度に、真剣に私と、向き合ってくださっていたことが伝わってきた。今は、まだ、その気持ちに全て答えることはできないが、必ず、日本のため、大学のため、そして先生•お会いした方々にたいし、恩返しをしたい。

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