海外探検隊リサーチプログラム:トルコ
海洋生物資源学科4年 大沼 史門
11月の1ヶ月間、トルコのチャナッカレ・オンセキズマルト大学で主に魚類の養殖について学んできました。この1ヶ月はあっという間に過ぎてしまい、3ヶ月は行きたかったなと思っています。トルコでは特にスズキの養殖が盛んで、私が学ばせてもらったのもスズキの養殖でした。週に一度、大学の持つ海上のケージまで行き、給餌や死亡魚の撤去などの作業をしました。また、スズキの種苗生産施設でも研修させてもらい、ほんの一部でしたが、食糧を供給する側の苦労を学びました。
トルコ人の多くは英語が使えないため、様々な場面において意思疎通が非常に困難でした。しかし、なんとかコミュニケーションをとっていく中で、トルコの学生は自身のこと、自分の国のことをよく考えていると感じました。彼らは、自身や国の将来について熱心に考え、誇りを持っていました。私はそういったことについて考えている方だと思っていましたが、彼らのその誇りと情熱に圧倒され、至らなさを痛感しました。この経験を活かし、もう一度学びなおそうと思うことができました。
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