海外探検隊リサーチプログラム:アメリカ
海洋環境学科4年 提箸 真弘
私達がオレゴン州立大学で行っていた実験は、二次元造波水路に数種類の植生群落の模型を入れ、それを透過する様々な不規則波の波高減衰を計測するものであった。現地の人と二人でグループを組んで、現地の教授が随時次の作業を指示していく、というスタイルだったので、英語でのやり取りは非常に多く、語学力の向上を感じられた。
大学の寮に宿泊し自炊する生活は、働くことを除いて、アメリカでの暮らしをほぼ完全に経験できていただろう。買い物もルームメイトとのやり取りも全て英語を使い、コツを覚えながら生活をこなしていた。一度現地で風邪をひき、病院へ行って処方してもらったこともある。週末にバスでシアトルまで旅行したことも、非常に良い思い出だった。そのような自由な部分があり、積極的に動けば様々な体験ができたことが、とても良かった。数々の出会いがあったが、全て素晴らしいもので、国籍を越えて人に親切にし合うことがいかに大切かを、身をもって知った。
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