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海外探検隊リサーチプログラム:アメリカ
食品生産科学科4年 大島 啓寛

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海外派遣キャリア演習でアメリカのオレゴン州立大学にあるSeafood Laboratoryで1か月間、勉強をしてきました。この研究室は水産未利用資源の有効活用や魚肉ゲルの物性変化、商品化をすり身の視野に入れた利用法の研究など、原料に関する研究から消費者によった商品開発のような研究まで幅広く行っていました。今回の演習では米国でのすり身産業の動向と、研究機関に何が求められているかを探ることを目的として行動しました。現地では研究室での研究を一緒になって行い、研究に何が求められているのか学びました。

そのほか工場見学やマーケット調査を行った結果、米国で魚肉練り製品は "健康"というイメージをもち、それを活かすような研究がなされていることがわかりました。本筋とは大きく外れますが、私はラボメンバーの2人(アメリカ、韓国国籍)が借りている家の一角を借りて生活をしました。週末には文化の違いや特に国と国の関係など複雑な部分にも踏み込んで話しをしました。文化や民族性、本当のところ、これまで知らないことが多く、前よりも二人が住む国や、人に好意を持ちました。研究でも、マーケティングにも言えることですが、私は今回の演習を通して、相手やその地域を知ろうとすること、理解することが個人としてのグローバル化の一歩なのではないかと思います。また、浅はかな考えかもしれませんが、私は相手を知ること、理解することは世界の平和につながると考えています。

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