ブックタイトルkaigaitankentai_11
- ページ
- 49/52
このページは kaigaitankentai_11 の電子ブックに掲載されている49ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは kaigaitankentai_11 の電子ブックに掲載されている49ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
kaigaitankentai_11
47本日は、ついに、成果報告会当日でした。まず、はじめに、昨日の夜に遡ります。私たちは、昨日の懇親会にて、三井住友銀行の方に、ありがたいご指摘を頂きました。正直に述べると、私は、M様にご指摘を頂くまで、私たちのプレゼンはかなりいいものであろうと自信を持っていたため、M 様の的を射たご指摘に少し落ち込みました。しかし、ここでへこんでいては、私がこの海外探検隊で経験させていただいたことが、全て無駄になってしまうのではないかと考え、また、杭州隊の3 人の励ましにも助けられ、すぐに、「このご指摘を改善出来たら、絶対より良いプレゼンができる!」と切り替えることが出来ました。その後、昨日の深夜は、「やるからには、とことんやろう」ということで、4 人で集まり、話し合い、よりよい改善案を考えました。そして、ついに、本日を迎えました。私たちは、最後の修正を加え、時間ギリギリまでプレゼンの予行練習を行いました。私たち杭州隊は、人前に出ると、緊張してしまうことが多く、事前のプレゼン研修では、言葉に詰まってしまったことや、早口になってしまったという経験がありました。この苦い経験を生かして、この数日間、私たちは、1 人1 人がそれぞれの課題を意識して、本番を想定した練習を何度も何度も行ってきました。プレゼン本番では、私たちが今までやってきたこと、今自分たちができる最大限のものをすべて出し切ることが出来たと思います。練習が実を結び、本番では、全員が落ち着いて、堂々とプレゼンを行うことが出来ました。そして、ありがたいことに、総経理をはじめとするイオンの方々から、数々のお褒めの言葉を頂くことが出来ました。イオンモールのZ さんからは、「確実に前回を超えたプレゼンだった」とおっしゃっていただき、今回、プレゼンをさせていただく中で、前回の第10 期生を超える事を目標としていた私は、本当にここまで頑張ってきて良かったと思いました。私は、杭州隊のリーダーとして、杭州隊員のみんなと成果報告会を成功させることが出来たこと、そして、何より、お世話になった方々に少しでも恩返しができたのではないかということにとても嬉しく思いました。成果報告会後のお食事会では、小松先生から「今日褒められた18、19 歳の自分に満足しないで欲しい」というお話をいただきました。私は、プレゼンが上手くいったことに満足しきっていたため、これからさらに成長していくためには、ここからさらに頑張っていかなければならないということを実感しました。今日が海外探検隊のゴールではなく、今日から私たちはグローバル人材としての第一歩を踏み出したのだということに気が付きました。これから、私たちは、約10 日間の研修の中で学んだこと、そして、今日の成功をエネルギーとして、それぞれの目標実現に向かって歩んでいきたいと思います。最後に、杭州隊のメンバーには感謝してもしきれません。成果報告会を成功させることが出来たのは帆香、美月、友里の3人がいたからこそだと思っています。実は、私はネガティブ思考で、すぐに落ち込むという悪い癖があるのですが、この3 人の明るさや柔軟なアイデアに何度も助けられました。私が、夜遅くまでプレゼンの準備をしたり、朝早く起きて練習をしようと言っても、嫌な顔一つせずについてきてくれた杭州隊のメンバーに本当に感謝しています。杭州隊リーダーとして、このメンバーでここまでやってこれたことをとても誇りに思います。また、今回の研修を終えて、企業の方々をはじめとして、海外探検隊に協力してくださった方々のサポートのおかげで私たちのプログラムが成り立っていることを強く感じました。その方たちに恩返しするためにも、次にお会いした時に、成長したなと思っていただけるように、今日からまた、精進していきたいと思います。(2018/8/5 日報)食品生産科学科2 年大林莉奈中国杭州プログラム