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概要

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12研修2 日目に、自社配送の様子を見学しました。ドライバーの方と、スーパーのヤクルトコーナーで撮っていただいた写真です。大迫裕里子香港ヤクルトヤクルトは台湾、ブラジルに次ぐ3 番目の海外拠点として香港に進出しました。香港ではヤクルトとジョアを販売しており、ヤクルトは香港で現地生産をしています。私たちは香港ヤクルトで3 日間研修をさせていただきました。香港と日本での販売方法の大きな違いは、ヤクルトレディがいないことです。そのため、香港ヤクルトでは工場見学を無料で行うことで人々にヤクルトのことを知ってもらえるようにしています。また、自社配送を行っており、手に取りやすい売り場作りをしています。初めての研修であったため、新たな発見が多く、充実した3 日間となりました。1 日目は香港の子どもたちが工場見学する様子を視察した後、営業の活動に同行させていただきました。乳酸菌が働く過程を子どもでも分かりやすく、楽しく理解できるように工夫されていました。街中でヤクルトが売られている様子を見てみると、コンビニやスーパーだけでなく、飲み物屋さんでもフルーツジュースやお茶と混ぜてヤクルトが販売されていました。日本にはない新しい飲み方を見て、ヤクルトが香港に非常に浸透していることを感じました。2 日目はドライバーの方たちのトラックに同乗し、自社配送の様子を見学しました。ドライバーの方達はお客様に見ていただけるよう、きれいに、そしてできるだけ広く陳列していました。いかにお客様に商品に目を留めてもらい、興味を持っていただけるかが重要なのだと思いました。3 日目は今まで学んだことと、提案をまとめて発表させていただきました。たとえば、香港では健康意識が高いため、食物繊維を多く含んだ緑色のヤクルトLT が販売されていますが、普通の赤色のヤクルトと比べるとまだ広くは知られていません。その販売を促進するための方法を私たちなりに考えました。私たちの提案は未熟ではあったと思いますが、社員の方々はその提案に丁寧にフィードバックしてくださいました。その中で、「根幹を守りつつ、新しいことをしたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。そういった姿勢を私も大切にしたいです。香港では主に広東語が話されており、日本の社員の方々も広東語でコミュニケーションを取られていました。香港での研修で、現地の言語を話すことの必要性も学べたと思います。日本企業であっても、地域に密着することが重要なのだと感じました。たくさんのことを学んだ研修となりました。