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概要

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47PELAGIA でお世話になった女性社員の方と、最後にフロントで撮った写真です。尾崎智美PELAGIAこの企業は、ノルウェーの遠洋漁業で獲れた水産物を加工する大手メーカーであり、食品、試料、健康の3分野に力を入れています。医薬品、健康補助食品に含まれるオメガ3の大手メーカーでもあります。今回の研修では、日本とノルウェーの働き方の違いや、プログラムを続けていく上での交渉の場に実際に立ち会えたことが私にとって大きな収穫となりました。PELAGIA は、ノルウェーで、特に遠洋漁業で獲れた魚を加工し、食品、試料、健康食品の3分野に着手する大手水産食品メーカーです。ノルウェーで獲れた水産物を日本へ輸出しています。マグロなどは、タイを経由してツナ缶などに加工され、日本へと輸出されています。様々な魚種を扱っており、日本ではあまりなじみのないニシン、逆に、ノルウェーでは最初無価値だとされていたシシャモなどがあります。日本や韓国でのサバ、サーモン、シシャモの市場に目を付け、輸出へ乗り出した企業の一つであります。最初に、気さくで親切な女性社員の方が出迎えてくださり、訪問した時間がちょうどお昼時であったため、企業訪問してまず行ったのはお昼ご飯の準備でした。私が驚いたのは、会社内にキッチンがあり、そこで社員全員が集まって昼食をとることです。冷凍したサバの切り身を調理し、オーブンに入れました。それから、会社概要の紹介動画を見て、すぐにお昼の時間となり、食堂へ案内されました。そこでは、様々な野菜のサラダに、魚の缶詰、チーズとパンといった料理が並べられたバイキング形式のお昼でした。社員が楽しそうに話をしながら各自の皿に料理を取り分けていく光景は、日本の会社でのお昼の時間とは全く異なり、とても驚きました。日本語で”ニシン!”と話しかけてくださった社員の方もいて、とても充実した昼食でした。今回のノルウェー派遣では、日本とノルウェーの価値観の違いを感じることが多々ありました。社内のキッチンで社員一同で昼食をとるのはノルウェーでは珍しいことではないそうで、せわしなくお昼をすます日本とは対照的です。また、小松先生と先方の社員の方が今年9月に予定されている、PELAGIA での研修の打ち合わせをしている場にいることができました。英語のスピードが速く、内容を聞き取るのは難しかったですが、提携や取引など、ビジネスの交渉はこのように進んでいくのか、と、海外での交渉を実際に肌で感じることができました。今回の研修で、日本とノルウェーの労働の捉え方、就業時間の差、昼食の在り方など、色々な違いを体験することができ、これから進路を決めていく中で、ノルウェーのPELAGIA に訪問できたことは、私にとって大きな収穫でした。