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概要

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52食品生産科学科2年久保愛華タイプログラム本日は成果報告会を行いました。日曜日には大学の寮からホテルへと移動する必要があったため、メンバーはみな少しずつ準備を進めていました。そのおかげで土曜日にはほぼスライドが完成しており、感謝カードの仕上げなどにも力を入れることができました。当日は朝から皆それぞれ練習をしていました。電車の中でもぶつぶつと練習しているメンバーもおり、面白い光景でした。私は今回はあまり緊張することもなく、落ち着いて本番を迎えることができたように思います。私の確認不足で、事前にキアティサック先生にオープニングスピーチをお願いするのを忘れていたのですが、それを成果報告会の直前に直接お願いする時が一番緊張しました。本番は、キアティサック先生のスピーチ、小松先生からの探検隊についてのイントロダクションから始まり、大きな問題はなくスムーズに進みました。タイの学生は流石、といった感じでつまることもなく、流暢に話していました。彼らは私と共にやったことに絡めて彼らの研究について説明をしてくれました。私たちは主に何を学んだのか、日本と比較して何が異なるのか、に重点を置いて話しました。1 人あたり5 分で1~2 つのテーマを扱ったので、細部まで説明するには時間が足りませんでしたが、皆それぞれ図や写真を用いて、見やすいスライドを作成できていました。発表についても、タイに来てチュラ大で初めてプレゼンを行った時に比べ、非常に堂々と自信を持って話すことができていたと思います。ここで1 ヶ月の振り返りをしたいと思います。私はタイへ来る前、リーダーとして上手くやっていけるのか、非常に不安でした。何か問題があったときは自分が何とかしければいけない、相手方に失礼がないようにしなければいけないなどと重く捉えすぎていたように思います。しかし、タイの学生達が想像以上に優しく、フレンドリーであったこともあり、活動が始まってからは落ち着いて過ごすことができました。また、1 年生の皆は、去年の私とは比べ物にならないくらいコミュニケーションを取るのが上手く、また非常に勤勉でした。タイに来てからは自然と「私が頑張らなきゃいけない」と思うことが減り、やらなくてはいけないことをメンバーに任せることができました。このメンバーであったから、私はリーダーとしてやっていけたと思っています。大変な事や、困った事が全くなかったわけではありませんが、それでもこのメンバーで良かったと思います。ここまで支えになってくれたメンバーに感謝します。不思議なことに、10 期香港隊の時も、今回も、大変な事、辛いことがあっても終わってみると全てが楽しかった良い思い出に変化しました。そして、1 ヶ月という期間でしたが、あっという間に時が経ったようにも感じます。チームのリーダーとして、食品学科の学生として、一人の人間として、成長できた1 ヶ月間でした。(2019 年3 月18 日)日報抜粋版