ブックタイトルkaigaitankentai_13

概要

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46写真は学校の図書館です。授業の後、ここで予習や復習を行いました。満田ちほEast Sussex College（１）イギリス南部のEastbourne、Lewes、Hastings にキャンパスを有する公立の大学で、付属の英語コースが用意されています。今回は、その中のEastbourne キャンパスで活動しました。私が今回、この研修に参加したいと思った理由は、自分の将来のために英語力を伸ばしたいと思ったからです。私はこの研修の中では珍しく大学4 年生で、すでに研究室での研究活動を始めていました。そこでは、英語で書かれた論文を読む機会が多くあり、また研究の内容的にも海外の研究者達と協力して行う必要があったため、スムーズに研究を進めるためにも英語力の向上は不可欠でした。さらには、私は大学院での海外への留学を考えており、そのためにIELTS という英語の試験を受けなければなりませんでした。そんな私にとって、この研修はぴったりでした。East Sussex College には、日本人はおろかアジア人すらもほとんどおらず、誰かとコミュニケーションを取るためには英語を使わざるを得ない状況でした。また、授業の内容もとても濃く、教科書やプリントを使うだけでなく、生徒同士でのディスカッションやプレゼンをする機会もあり、私が最も苦手意識を持っていたスピーキングの能力も伸ばすことができました。さらには、教科書には載っていないようなネイティブスピーカーが日常でよく使う特有の口語表現等も多数知ることができました。そして、それらをすぐに日常で実践的に使えたことが、この研修における大きなメリットの一つだったと思います。どういうことかと言うと、私達はEastbourne の町でホームステイをしました。そのため、学校で習った単語や言い回しをすぐにホストファミリーに対して実践することができたのです。これは、日本で語学学校に通うだけでは得られないメリットだと思います。また、学校や家の外でも、店やカフェのスタッフに話しかけたり、電車の中で他の人が話していることに耳を傾けたりすることで、ネイティブの人が使う表現やスピードを体感することができました。私は、この２週間の研修が終わった後すぐにIELTS を受験し、見事目標スコアを獲得することができました。特にリスニングとスピーキングに関しては、思っていた以上に良い点数が取れたので、これも今回の研修で２週間英語を話す環境に身を置いたおかげだと思います。今回の研修で、英語力の向上のために実際にネイティブの人々と話すことはとても有意義だということを再確認できました。テストで目標スコアを獲得したからといって満足するのではなく、自分の研究と将来のために、今回できた友達とコンタクトを取り続けるなどして、今後も英語の勉強を続けていきたいと思います。