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概要

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47<3 月24 日> JCC 訪問本日は、在シンガポール日本国大使館管轄下のJapan Creative Centre (JCC) に伺い、副田様と森様にお会いしました。シンガポールの地政学、歴史、文化、宗教等の基礎情報をはじめ、JCC の役割、仕事内容を詳しくお聞きすることができました。本日の訪問で、独立55年のシンガポールが、壮大な国となった理由が分かったかもしれません。世界の海運のハブとして有名なシンガポールは、あらゆる産業の「ハブ」になるために、世界中から、人・物・金を呼び寄せる仕組みを作り続けていることは、大学のコンテナ輸送工学で学んでおり知っていました。もちろん、これも壮大な国になった要因の一つですが、シンガポールの教育政策の壮大さも要因の一つだと、今回の研修を通してわかりました。シンガポールは、金を惜しまず教育に投資していました。それは、資源のない国、シンガポールの唯一の資源はヒトだからだそうです。例えば、「多言語教育により、国際的に対応できる国民を育成する。」、「IT 教育により、情報化社会が加速する世の中に対応できる国民を育成する。」といった教育育成を行なっています。そのような努力からシンガポール国立大学(NUS)や南洋理工大学(NTU)などの世界的にハイレベルな大学が存在しているのだなと思いました。実際に、私は2校とも訪れましたが、素晴らしく、日本の大学で勝るものがないと思いました。私は、日本は好きではありますが、古い教育制度を引きずっている部分もあるのではないかと思います。たしかに、シンガポールのように日本も柔軟に教育に投資したら、学歴社会が深刻化し、さらに、少子高齢化が進む心配があります。しかしながら、日本の経済成?を止めないためにも、私は教育に力を入れるべきだと思いました。流通2・椎葉俊成/リーダー<3 月25 日> ONE・SCS 研修本日はBlock 71 にて午前中はOceanNetwork Express (ONE) の方々による研修、午後はSymphony Creative Solutions (SCS)の方々による研修でした。Blk71 はNUS、Singtel、メディア開発庁が共同で設立した、スタートアップ企業が集まるエリアです。昨日のJCC の方も、人こそが財産だとお話をされていましたが、国や企業が若者に惜しみなくお金を使っているこのエリアはまさにそれを表しているエリアだと感じました。ONE の方のお話によると、港のゲートをコンテナが通過した時点でコンテナ番号が記録され、コンテナがスロットに配置された時点でスロット番号も記録されるとのことでした。また、1 隻に1 万個以上のコンテナが積載されますが、重心が前後左右に寄って転覆しないようにバランスを考えてコンテナを配置したり、リーファーコンテナは運送中に操作できるように下の段に配置したり等の工夫について伺うこともできました。これを昔は完全アナログでやっていたそうです。ディープラーニングでAI による配置も可能だそうですが、まだ完全ではないそうです。AI が成?するまでには手がかかることを実感しました。SCS から本日お越しいただいた方の中には文系出身で海に興味があり、現在はエンジニアとして働いている方もいらっしゃいました。小松先生が先日お話されていた、出身とは一見関係が無くても自分の知識と結びつけて考えるとはこのことかと思いました。また、SCS で勤務するインドネシア人の方からお話を伺うことができました。わたしたちが、シンガポールに来られて本当によかったと伝えると、アジアにはいろいろな文化があること、大小の衝突はあれど互いに認め合って生活していることを詳しく教えていただきました。環境2・齋藤端月/サブリーダー