JCC（JAPAN CREATIVE CENTER) は、日本の文化や技術の情報発信拠点として、日本のアニメや芸術、伝統文化などの関する様々なイベントを行っています。 JCCのイベントの際に、受付をさせていただいた時の写真です。 安永和矩 私達は、JCCの方に招待して頂き、チェリストの方のコンサートと、日本の現代陶芸の展示会に参加させて頂きました。この研修の中で、関係性の下地作りというものを実感することができました。関係性の下地作りというのは、初めてJCCを訪れた際に学んだ言葉で、困った時にお互い助け合うことができるように、日常的に良好な関係を作っておくことということです。国家間の関係を良好に保つための大使館の重要な役割だそうです。このイベントの中でも、多くの来場者の方がお互いに、新たな人の繋がりをつくったり、紹介しあったりすることで、関係性の下地作りをしている場面が多くみられました。 また、JCCのイベントに参加される方は、外国の皇太子の方や、省庁関連の方なども多くいらっしゃり、その立ち振る舞いはとても落ち着いていました。また、その来場者同士が細かな表情の変化を使って、気を使いあいながら振る舞っている様子は、まだまだ大人になりきれていない大学生にとって、とても学びのあるものでした。また、普段関わることのできないような方々との会話は、とても貴重な経験となり、こちらの良い刺激となりました。 また、JCCでのイベントの在り方として、単に日本の文化をそのまま海外に普及させるのではなく、海外に合う形で普及させるという様子もとても印象的でした。例えば、日本食というものをシンガポールで広めていく場合には、現地の料理や、食材と融合させた形の日本食というものを提供するそうです。これによって、現地の方がなじみのある形で日本食を食べるきっかけを作っているそうです。また、今回参加したチェロのコンサートでも、海外で人気のある日本のアニメの曲を演奏したり、観客を巻きこんだ演奏をしたりするなど観客に合わせたコンサートが行われていました。 JCCでのイベントは、その振る舞いなどから、大学生の私達に大人とはどうあるべきかという指針となりました。より落ち着いた大人として振る舞えるように、コミュニケーションスキルや、表情の使い方などを身に付けていこうと感じました。 9 フィールドワーク: JCCイベント
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