・Maru ら、細胞を分解してDNAを取り出した ・アルコールによってDNAをだす ・DNAに付着したアルコールを洗浄 ・肝臓脾臓の中にあるDNAを取り出してPCR ・二本鎖を離してポリメラーゼをくっつけて、控訴を増やす機械にかける ・陽性菌か陰性菌かわからないのでどちらもバクテリアの殻を壊すための酵素を入れる ・DNAの精度を確かめる ・組織片からとってきたものはDNAが大量 ・バクテリアからとってきたものはDNA少数 ・取りたい遺伝子を選別するために、電気泳動をして、結果を観察 <流通情報工学科3年 小宮琉聖> <7月27日> Prime Aquaculture Qian Hu 【本日のスケジュール】 Prime Aquaculture組(島、小宮) PCR Qian Hu組(安永、平田) タニシ500匹捕獲作業 15000匹の亀の別容器への移し替え作業 【学びと気づき】 Prime Aquacultureで、私はワクチンの研究過程はどのようになっているか、また、どのような目的でそれぞれの作業を行っているか、わかるようにすることを目標にした。こまごまとした理屈や理論はメンバーが解釈して全部教えてくれた。私は理屈の難しい部分は分からない分、写真や、分かったことを整理し、メモする作業に注力した。 わからないことを何度も効く姿勢や、積極的に実験に関わる姿勢から、研究作業を実際にやってみてよいと言っていただけた。積極的な姿勢を示すことで得られる機会も多いと感じた。 ワクチン開発には莫大な設備投資や、研究員の人件費、光熱費などのコストと、手間、時間がかかっていることを作業の中で感じました。今日新しく調べたところによると、ワクチンは非常に高価であり、ワクチンを投与している魚は1%に限られているそうだ。また、シンガポールでは近年、注射でなく、経口式のワクチンの開発に成功したそうだ。これにより、一匹一匹ワクチンを打つ必要がなくなり、コストカットや製造現場から養殖現場までの物流が容易になることが考えられる。明日はこのような近年のワクチン開発の事例に関する見解や、実際にどれくらいのコストや時間がかかっているかなどを訪ねてみようと思う。 昼飯は弁当が出た。ココナッツで炊いたご飯に、八角のきいた豚とチンゲン菜と、湯葉のようなものが乗っていた。シンガポールのご飯はココナッツの匂いや、八角のシナモンのような匂いなど、独特の鼻から抜ける匂いがあるものが多く、日本人にとっては抵抗があると感じた。 Qian Huでは、15,000匹の亀を移す作業や、タニシを500匹捕まえる作業を経験し、楽しそうな仕事でも、地道な作業も多くあるのだと気付いたそうだ。 夕飯に、メンバーと味千ラーメンという熊本初のラーメンチェーン店に行った。席料とサービス料を取られたうえ、お冷はついてこなかった。また、高菜や紅しょうが、ごまはもちろんなかった。ちょうど一人千円弱だったが、味は日本のものと変わらなかった。帰りの買い物では、シンガポールらしい飲み物とお菓子、お酒、おつまみなどについて、買い物をしているお客さんに手当たり次第に聞いた。どの方もとても親切に教えてくれた。現地の方に聞くと、シンガポールのカップラーメンは信用できないそうで、カップヌードルのラクサ味などを勧められた。観察すると、日本の商品を手に取るお客さんも多いと感じた。結果的に現地の人と会話できたうえ、シンガポール人が好むものを知れたのが良かった。 23
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