○プライムアクアカルチャー <海洋生物資源学科2年 島 彩乃> <7月28日> Prime Aquaculture Qian Hu 【本日のスケジュール】 チェンフー(平田、安永) プライムアクアカルチャー(小宮、島) 【学びと気づき】 ○チェンフー 顧客の希望に合った模様や雌雄を考慮してエイの出荷を行なった。チェンフーでは、それぞれの顧客に担当者が付いており、事前に動画を送るなどして希望を取っていることがわかった。エビの出荷では、エビどうしの共食いや競争を防ぐためにパックを分けたりネットを使ったりしていた。会社の方々とのコミュニケーションの機会もとても多く持つことができた。パッキングなど慣れない作業も多い中、従業員の方が優しく教えてくださったため、学びが多かった。出荷前の魚は網で掬われた経験等から人への警戒心が高くなってしまっているようだ。 培地づくりに携わった。既製品は高いため培地を自分たちで作っていると伺い、研究を仕事として活躍されている方々にも、その裏には地道な努力があるのだと実感した。また、世界中の研究者が用いるデータベースを用いてシーケンスで得られた塩基配列をもとに菌種を特定していた。先進的で多くの情報を必要とするバイオテクノロジーの研究において、世界中の研究者が協働することの重要性も実感した。 職員の方は私に、生物を専攻しているからには早期から実験に触れるべきだと、今日はPCRや DNAの精製をさせていただけた。昨日まで見ていたとはいえ、自分一人で実験をするとなると、どうしても細かい量が分からなかったり、手順もあやふやになってしまい、失敗しないようにとても神経を使った。間違いが許されない一方で三日間の集大成のため頼りきるわけにもいかず、確信があっても次に使うものを自分で考え用意したうえで最終確認をするようにしたり、一つ一つの工程の前に必ず注意するべきことを思い出すようにした。また、使った器具を言われる前に洗ったり帰る前に実験場所を整頓するなど、インターンにおいて出来ることから仕事をする工夫の重要性を実感した。この3日間の研修では、普段大学では学べない現場での応用的なバイオテクノロジーについて学ぶことができ、非常に新鮮だった。一方で内容も英語も高度だったため少し気負いすぎてしまっていた。同社の日本人の先生からお電話をいただいた時にはご厚意に甘えてしまいたくなったが、小松先生とのやり取りを通して研修先や先生のことを考えることの大切さを再確認した。休日に心身ともにしっかりと休養を取り、次の研修に備えたいと思った。 24
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