海外探検隊 Vol.21
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●マレーシアフェスタ マレーシアフェスタには、シンガポールに住むマレーシア人の方がたくさん来られていた。ここでしか買えないマレーシアで人気のお菓子には長蛇の列ができていた。他にも、ターバンや服、香水に渡るまでたくさんのものが販売されていた。参加者のほとんどがマレー系の方で、ここまで囲まれた経験は初めてであった。異文化という点で気が付いたのは、ホーカーのところに、ハラール料理だけ食器の返却窓口が別枠であったということだ。また、日本人に対してとても好印象であったことも驚きであった。楽しく話しているとおまけをしてくれたり、日本のことについて熱心に聞いてくれたりとコミュニケーションの機会が多かった。チェンフーでの研修でも感じたことだが、英語でコミュニケーションをし、会話が通じた時の喜びは、この探検隊を通して初めて味わった感覚であった。 ●その他 ウビン島に向かう道中では、初めて行く地域が多かったため様々な発見があった。これまで街の景観として、HDBやコンドミニアムが多くみられたのに対して、本日行ったチャンギ空港方面では、一軒家の住宅街が多くみられた。意外だったのが、このような高級住宅街であっても、そのすぐ側には安価なホーカーがあり、どの層においてもホーカーが重要であると感じた。 シンガポールでは、ゴミのポイ捨てを防ぐために、道中によくゴミ箱が置かれている。日本でも家庭からでたゴミは、ゴミの回収ボックスにいれているため一見普通のように感じるが、意外だったのがその回収方法で、ゴミ箱ごと回収が行われていたことである。 他の探検隊とオンラインで交流し、国毎に物価の違いや、過ごし方の違い、困ったエピソードなどについて共有した。各隊ごとに個性が見え、各隊それぞれに仲の良さが見えよかった。今後も定期的に共有したいと思う。 25 <海洋生物資源学科2年 安永和矩> <7月29日> ウビン島訪問 【本日のスケジュール】 ウビン島訪問 マレーシアフェスタ オンラインで探検隊間の交流 【学びと気づき】 ●ウビン島 シンガポールには、都市開発が進んでいる一方で、このような未開発の原生自然が残っている点が意外だった。経済を第一に考えているシンガポール人の中にも、自然を守ろうとする概念があったことが驚きだった。これらの自然エリアが観光地化されるのではなく、保護されていくことを願いたい。また、そこには、生物で学んだマングローブを実際に見ることができ、教科書的な学びと実際の現場を繋ぐことができた。水族館や図鑑でしかみていなかったマングローブにいるシオマネキやテッポウウオを実際に見ることができ、貴重な機会であった。 航路標識が日本と同じで、世界共通のものであるということを実感した。

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