<流通情報工学科3年 小宮琉聖> <8月16日> セントジョーンズ島訪問 【本日のスケジュール】 NUSでの研修(NUSの博物館での研修) 博物館について eDNAについて 館内に保管されているサンゴの分類 【学びと気づき】 セントジョーンズ島は、昔は人が多く住んでいたそうだ。政府の開発計画により、もともと島に住んでいた人々は全員外に出ることになったのだと知った。島では野生のサンゴを見つけた。TMSIでサンゴのことを勉強してから島に訪れると、見る視点が変わったようだ。セントジョーンズ島にある研究室では、藻類の研究や、サンゴの培養が行なわれていた。藻類の有毒成分は魚を死滅させてしまうこともあるそうで、養殖場に、有毒の藻類があるかどうか調べる活動をしているそうだ。サンゴの培養にはレゴブロックが用いられており、ちょっとした工夫が面白いと感じた。海藻やサンゴの研究のために、充実した施設や設備が作られているのだと実際に見て感じた。それだけ期待がかかっており、その結果、大きなお金が動いているのだろう。 この研究所に限らず、シンガポール自体が急成長の国家であり、その中でも優秀な方々との出会いがあった。シンガポールに来る前は、急成長の国家で、かつ、NUSの優秀な方々だから、目がギラギラしたような、はたから見ても、成長意欲あふれる人ばかりがいるのかと思っていた。実際に来てみると、自分の好きな領域について、自分のペースで進めているのが印象的だった。自分の興味のあることを熟知されており、その中で、社会に求められていることをやっていくというスタンスが共通していると思った。 プレゼンの準備は最終局面に入っている。10年後の海の未来予測の場面で、サンゴ礁の育成と、シンガポール政府による埋め立てや浚渫工事、それによる土砂の流出どうやって折り合いをつけていくのだろうかと、メンバーと頭を悩ませる場面もあったが、最終的にこれまで習った内容を上手く踏襲しながら、前提の中で結論を出した。 28
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