<海洋環境科学科2年 山田真央> <7月19日> VASEP 【本日のスケジュール】 10:00-12:00 VASEP 午前の部 14:00-16:00 VASEP 午後の部 【学びと気づき】 今日はVASEPの初日だった。午前中は3人の職員方がベトナムの水産の特徴、課題についてスライドを使いながら丁寧に説明してくださり、ベトナムの加工品に対する質問に対しても一時間かけて一つ一つ写真を見せて教えてくださった。エビの種類による違いや、同じエビでも少しの加工の違いによって商品の種類が増えること、頭としっぽの殻だけ残し、他を剥いたエビをBIKINIと呼ぶことなど、興味深く面白い知識をたくさん得ることができた。 お昼は作っていただいたご飯を食べた。こちらが質問するだけでなく、日本での食前の挨拶など、たくさん日本のことを聞いてくださり、お互いの文化を交換し比較する良い機会になったと感じる。午後は私たちの質問に答えてくださった。どんな質問をしても私たちがわかるまでずっと向きあってくださるため、安心して質問することができた。 個人的には、前の話から関連づけて次の質問を考えていくのが難しく、頭を整理するのに時間がかかってしまう場面があったため、明日以降その場での質問力と事前の準備力のどちらも高めていけるように努力しようと強く感じた。例えば、その場での質問力に関してだが、お昼のご飯の時に梅干しのようなスタイルで砂糖漬けされた果実のボトルが横にあり、メンバーがそれに関して質問すると、午後にその果実とシロップを水で割って振る舞ってくださった。それがとても美味しく、ベトナムプログラム 何気ない質問から新しい経験へとつながり、自分次第で学びはいくらでも増やせるのだなと改めて気づいた。 どんな小さなことでもわかるまで遠慮せずに聞いていいよと励ましの言葉をいただいたので、貪欲に確実に知識を吸収できるようにあと二日を過 ごしたい。 <7月21日> VASEP 【本日のスケジュール】 10:00-12:00 VASEP 午前の部 14:00-16:00 VASEP 午後の部 18:00-19:30 西湖サイクリング 【学びと気づき】 VASEPのメンバーの皆さんは、水産業界に関わるほとんど全てのことを行っており、日本との今後の結びつきについて深く考えており、日本のコロナ後の食品業界のトレンドなどを知りたがっていた。このような情報は、日本での日々の生活の中で知る機会があり、日本語で話すことはできるのだが、英語にしようとすると知らない単語も多く、ベトナムの水産に関する単語だけではなく、日本の水産に関する単語も身に付けなければならないということを学んだ。また、発音の違いから意味を取り違えることが初日は多かったのだが、メンバー内の話し合いも増加し、お互いに照らし合わせることでより正確な内容を掴めたのではな39 日報抜粋
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