日本貿易振興機構（JETRO）、科学技術振興機構（JST）、Japan Creative Centre（JCC）は、それぞれ貿易・科学技術・文化という観点でシンガポールと日本をつなぐ機関です。 JETROを訪問した際に撮った写真です。 平田真穂 プログラムのオリエンテーションとして、日本とシンガポールを繋ぐ三つの機関を訪問しました。 日本貿易振興機構（JETRO）は、貿易や投資、開発途上国研究の観点から日本の経済・社会の更なる発展に貢献している機関です。日本ではなにかを導入する際には規制や責任問題まで深く熟考しますが、シンガポールはまず取り入れてみてそれから規制をかけるそうです。他国では実現が難しいことでもシンガポールでは実現しやすいため、シンガポールで会社の設立や実験をすることもあるというお話が興味深かったです。導入してから規制をかける方法もマレーシアから独立して国になり、かつ多民族国家であるシンガポールならではだと感じました。 科学技術振興機構（JST）は、 科学技術の振興を図ることを目的に、国内外の大学や研究機関、産業界等と連携した多様な事業を実施する機関です。日本と比べて、シンガポールにおける研究は、どれだけ国や世界に貢献できるのか、利益になるのかが重視されているというお話が特に心に残りました。JSTでは、日本とシンガポールの研究における交流の支援も行っています。このようなサービスや機会を知らない人もまだまだいると思うので、そういった情報を見つけ利用するサーチ能力も大事だと実感しました。また、ご担当いただいた方は私たちの三者三様な分野の話に、それぞれ的確なリアクションをしてくださいました。多様なジャンルにアンテナを張り、最新の情報をインプットする重要性を痛感しました。 Japan Creative Centre（JCC）は、在シンガポール日本国大使館の施設です。シンガポールにおける日本文化に関する情報発信の拠点として、様々なイベントを実施しています。自身の好きなことや専門を積極的に話す重要性を学ぶことが出来ました。JCCの方やJCCの所長の方とお会いした際、自己紹介として、自身の専門や大学の学んでいることを話しました。挨拶が終わった後、私が学んでいる船の工学に関連した話やイベントの話をしてくださいました。以前は自己紹介など自身の話をすることが強い自己主張になってしまうようで苦手に感じていました。しかし、この出来事を通して、自分の話をすることで新しい人脈や情報を得られることがわかりました。 初対面の人と会った際、私がどのような人間なのかわかりやすく、相手の興味に寄り添った面白い自己紹介が大事だと痛感しました。そして、今回挨拶をさせていただいた方は偶然にもみなさん女性の方でした。海外で活躍されている姿はとても格好良かったです。近い将来、彼女たちのような世界や日本に貢献できる人材になって活躍したいと感じました。 5 オリエンテーション JETRO/JST/JCC
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