<海洋環境科学科1年 松本真優> 一人ひとりとたくさんの思い出があり、まさか自分が異国の地でここまで短期間で仲良くなれると思わなかった。一緒にアクティビティに参加した人が自由時間にダンス教室や体育館などで友達を紹介してくれて、たくさん遊んだので、多くの人と仲を深めることができたと思う。送別会は何人参加してもいいようにと近くの海岸で行われた。海岸近くの屋台でご飯を買って誰もいない海岸でパーティをするという実にチャンタブリらしい送別会でとても楽しかった。 <海洋電子機械工学科2年 佐藤幸太> <8月29日> バンセーン研修 【本日のスケジュール】 09:00 ハコクラゲの識別についての講義 10:30 ハコクラゲのロパリアの観察 13:00 エフィラの観察 16:00 ZygocannaとAequoreaの識別 【その日の学びと気づき】 今日はハコクラゲについての講義を受けた。タイ語での講義であったため内容をほとんど理解することができなかった。講義のスライドは英語で書かれていたため、スライドを読み取り理解しようとしたが、クラゲについての専門用語が多かったため翻訳と同時にクラゲの専門用語についても 調べる必要があり、時間がかかり講義においていかれてしまった。カツオノエボシやギンカクラゲなどの見たことのあるクラゲについての説明は、ある程度の前知識があったため言葉が理解できなくても写真やイラストである程度汲み取ることができた。自分自身がもっとクラゲについて詳しければ、満足度の高い講義だと感じられたのではないかと思う。次に顕微鏡でハコクラゲのロパリアを観察した。ロパリアとはクラゲの眼点であり、光を受容する感覚器であることを学んだ。ロパリアはとても小さいため初めは見つけることが難しかったが、いくつかの個体を見ていくうちに自分でも見つけられるようになった。午後は、エフィラとポリプを観察した。クラゲの生活史について水族館の展示で少し学んだ程度であったため、実際に生活史のエフィラとポリプの段階のものを顕微鏡で細部まで見ることができ、とても貴重な機会であった。クラゲについて非常に詳しく自らの目で見て学ぶことができ、非常に充実した経験であった。ただ、もう少し生物学的なクラゲについての知識があれば、より深い学びとなり興味深い経験となったように感じ、知識不足の自分を残念に思った。 36
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