海外探検隊23期生報告書
41/52

<9月4日> JETRO、NUS、JCC訪問 【本日のスケジュール】 09:00 JETRO訪問 11:00 NUS訪問 14:00 ホストファザーと顔合わせ 15:00 Prime Aquacultureの先生と 顔合わせ 19:00 在シンガポール日本国大使館 ジャパンクリエイティブセンター主催 写真展に参加 【その日の学びと気づき】 この研修でお世話になる方々に挨拶をした。シンガポールの公共交通機関の使い方や社会の実際の雰囲気を実際に感じられた気がする。こうして挨拶に回ると、本当に多くの方々が私たちの研修を支えてくださっていることに気付く。また、NUSという大学の規模の大きさ、教育機関としての質の高さに圧倒された。さらに大使館でのレセプションに参加するという貴重な機会を頂き、シンガポールで働く日本人の方々とも交流できたことが<海洋環境科学科2年 水田貴久子> シンガポールプログラム <9月5日> Qian Hu 【本日のスケジュール】 14:30 Qian Hu訪問 【その日の学びと気づき】 Qian Huは、主に観賞用の魚を育てている施設でシンガポールの中では一番大きい施設だった。立地は、シンガポールの北西の方にあり、かなりマレーシアよりの位置にあった。先日のJCCでのフォトコンテストの場で話題に上がったシンガポール西部でのタンカーの衝突事故で漏出した油の影響はないとのことだった。施設には一般の方も入ることができ、水槽には1尾の値段が書かれていてその場で購入でき、中では出荷するために水槽から魚を取り出し、重量を計測していた。 また、奥の方にはコイの池や小さな魚が飼育されている池があり、子供たちが遊べる施設などもあった。個人的には、真っ白のコイやアルビノのカメなど近所の熱帯魚店では見たことのない種類の生物がおり、特にアルビノ個体の安定供給について後日聞きたいと思った。事前に聞いていたアロワナ用の養殖池は、施設の四分の一を占めるほどの大きさだった。Qian Huスタッフの方によると、アロワナはインドネシアでの生産量が増加しているため価値が下がってしまい、あまりお金にならないということだった。また、Qian Huの在庫管理のシステムが新しくなっているが、エラーなどの問題があり大変だと伺った。関係のある他39 今後の研修や将来の選択にとって有意義なものであったと感じた。 日報抜粋

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る