<9月12日> Qian Hu 【本日のスケジュール】 09:00 チェンフーにて研修開始 15:30 研修終了 【その日の学びと気づき】 チェンフーはおもに観賞魚を取り扱っている。様々な種類、サイズの魚がおり、オンライン上で個体数や出荷先が管理されている。入荷、出荷時にはラベルに記載された魚種、個体数、出荷先などを確認して仕分ける。チェンフーで出荷準備をしている人は様々な人種がいるが、アルファベットと数字ですべてが分かるようになっており、言葉の壁を越えたシステムが構築されている。出荷する魚のパック詰めや出荷先ごとへの分配作業、間違いがないかの確認を実際に行い、出荷にも帯同した。 作業が簡略化されているといっても、大量の生体を商品として扱うことの大変さを感じた。また、シンガポールではそういった規制やライセンスの認可が厳しく、また費用面でも税金としてかなり負担が大きいことを聞いた。基本的にチェンフーの朝は早い。たくさんの魚の出入りがあるため、それなりの人手と時間が必要である。今日は早目に終わったが、昨日は天候による飛行機の遅れで、入荷が遅くなり、運ばれてきたカニを仕分けるという作業が18時まで続いた。 今日出荷されていった魚はなんと1匹千円で、右の写真の2パックは30匹いるので3万円である。高い要因としては原産がアフリカの方となっており、飛行機で送られてくることに加え、繊細ですぐ死んでしまうことが挙げられる。アフリカではとても安い魚だそうだ。 <写真1:魚ごとのバーコードシール> <海洋環境科学科2年 水田貴久子> 上記は今日出荷された特に鰭が美しい観賞魚である。商品価値は鰭の色合いや美しさにある。そのため出荷時に一匹一匹、鰭に問題がないかをチェックする必要がある。 <9月13日> Qian Hu 【本日のスケジュール】 09:15 Qian Hu到着、実習開始 16:00 スタッフの車で出発 【その日の学びと気づき】 今日までの3日間は、Qian Huで実習をさせていただいた。 注文ごとに写真1のようなシールを袋に貼っている。それぞれに、種別のバーコードとナンバー、ロット番号(取引先コードのようなもの)、袋番号、魚の数、受注日が書かれている。受注後、このシー 41
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