海外探検隊23期生報告書
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明日はマリーナサウスピアでのフィールドワークをする。そのためにシュノーケルやフィンなどを合わせたあと、記録のための道具の使い方を学んだ。初めて防水ケースに入れたカメラを手に取り、実際に写真や動画を撮った。私は普段カメラを触ることがなく、他のメンバーに遅れを取っていると思うので頑張りたい。このカメラで撮った物を後から調べることにより、珊瑚や魚の種類がわからない私たちでもフィールドワークができるので、便利だと思った。 私は熱帯の魚について詳しくなく、さらに英語となると何もわからない。学名はもっとわからない。それも不安要素である。パソコンで調べられるとは思うが、記録の際には同じ種かどうか判別しなければならない。とりあえず、自分のできる精一杯の集中で頑張りたい。 役に立つかは置いておいて、チョウチョウウオ<写真:NUSの紹介ボード。1st in Asia。> <NUSの紹介ボード “1st in Asia”> <珊瑚の記録方法の説明を受ける様子、防水のカメラ> <海洋政策文化学科1年 杉本彩華> の由来は英名の和訳らしく、そのまま”butterfly fish”。ベラはWrasse、ハタはgrouper…。他にも色々あるが、由来もよくわからず覚えられそうもない。クマノミは呼び方が2種類あり、それぞれ由来があって面白かったので、実際に居るかは置いておいて紹介する。一つ目は”clownfish”。イソギンチャクと戯れるのが道化師のようであることが由来だそうだ。もう一つは、”anemonefish”。クマノミといえばイソギンチャク。イソギンチャクは、英語で”sea anemone”。なので、クマノミは”anemonefish”。(wikipediaより) こんな感じで紹介したものの、本来必要なのは学名…。例えば、ベラはLabridae。ラテン語はお手上げである。…明日、フィールドワークがうまくいきますように。 だいぶ長くなってしまったが、余談として私が知った言葉について紹介する。それは、電車の降車時に流れる、注意のアナウンスで聞こえる「ハピハピ(仮)」である。なんだかハッピーで可愛らしい響きに聞こえる…が、調べたところ、ハッピーハッピーと言っているわけではなく、”hati-hati”と言っているらしい。これはマレー語で「気をつけて」という意味。英語では、”Please mind the platform gap.”と言っているため、おそらくこれも隙間に気をつけて、というアナウンスだと判明した。 また、イギリスの支配下に置かれたこともあり、イギリス英語が見られる。今日乗り換えたHarbourFront駅に関しても、”harbour”はイギリス英語で、アメリカ英語では”harbor”。注目し出すと、地名など色々興味深いものが多い。 44

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