ブックタイトルkaigaitankentai_3

概要

kaigaitankentai_3

35指導教員と研究教育上密接な連携関係にある大学や研究所等での、研究遂行型の演習です。　私は、カナダのトロントにあるライアソン大学のFood Research研究室にて、1ヶ月間勉強をしてきました。出発前は初めての地での生活に不安でいっぱいでしたが、終わってみればあっという間で、学生時代にしか出来なかった貴重な経験であったと感じました。現地では、ドクターの方の研究を手伝うために、論文を読んだり、実際に試料を調製したり、研究室のゼミに参加するなどして、平日のほとんどの時間を研究室の学生の皆さんと過ごしました。異なる研究テーマについて学ぶことが出来、毎日の実験が面白かったのはもちろんですが、それ以上に、研究室の方と昼食に行ったり、休日のことについて話したりする中で、今まで知らなかった考え方や文化の違いについて知ること出来たことがとても楽しく、有意義な時間でした。　今回の経験を通して、違った価値観を持つ海外の方と交流する楽しさ、そのための英語力の大切さを改めて学び、自分の視野を広げる経験が出来ました。このような貴重な機会を与えて頂いたことに心から感謝し、今後の生活に活かしていきたいと考えています。派遣先 カナダ Ryerson University食品生産科学科 4年　海老沼 裕子　カナダのトロントにあるライアソン大学に１ヵ月間滞在してきました。大学では、食品科学関連の研究室にて、PhDの方の研究の手伝いをしていました。現在自分が所属している研究室の研究分野とは全く異なる分野の研究であったうえ、普通の会話すらまともにできないほど英語が苦手な私にとって、実験に必要となる研究の基礎的な知識や実験内容を英語できちんと理解する事には大変苦労しましたが、指導してくださったPhDの方をはじめ研究室の方々の親切なサポートもあり、１ヵ月を有意義に過ごす事が出来たと感じています。　今回海外派遣キャリア演習に参加でき、このような貴重な経験をする事ができたことは、学生生活において非常に大きな糧となったと思います。この様な機会を与えて下さった先生方、また現地での生活をサポートしてくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。食品生産科学科 4年　金森 有香　私は、カナダのゴードンフードサービスの傘下である、アルビオンフィッシャリーズという水産会社で3週間研修をしました。受け入れ人であるMuself Uddinさんは、同会社の品質管理部長であったため、主に衛生管理について学びました。　工場内や会社内を見学させていただき、HACCPのための設備や、工場内での全体的な作業の流れについて教わり、また実際に作業させて頂きました。また、Uddinさんから直接、カナダでの食品の衛生管理や、水産物についての特徴を教えていただきました。　学部で学んできたことが、海外の実際の現場ではどのように行われているかを見られたこと、水産物について、より知ることが出来、とても刺激を受けました。また、海外へ長期間滞在したことにより、今までの自分の視野が狭かったことに気づかされました。この経験から、今後はより広い視野で活動していきたいと思います。カナダAlbion Fisheries Ltd.派遣先 The University of British Columbia 食品生産科学科 4年　齊藤 有希子海外派遣キャリア演習