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概要

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Ecoinformatics研究室私が訪れたこの研究室では、生物と環境の相互関係を解明しています。たくさんある研究テーマの中で、将来、海がどのような状態になるのかを予測するという研究のお手伝いをさせていただきました。これを可能にするためには様々なデータを集める必要がありますが、私は動物プランクトンの多様性と数を調べました。まず始めに、あらかじめサンプリングされた動物プランクトンを二等分します。動物プランクトンが約1000匹になるまでこの操作を繰り返します。次にそれをZoo Scanと呼ばれる装置でスキャンします。スキャンを正確に行うためには、この1000匹以上の動物プランクトンを重ならないように一つ一つ離さないといけないのです。この作業に私は3時間以上費やしました。これでやっとスキャンを開始することができます。最後にスキャンした画像をチェックして終了です。私はこの作業を5日間やり続けました。初めの方は付きっ切りで見てもらいましたが、最終日には準備から片付けまで一人でできるようになっていました。この研究は長期にわたって行われているそうです。後、数年で完成する可能性もありますが何十年も先になる可能性もあるそうです。この研修室でこのような研究に参加できたことは私にとって誇りです。研究室での生活は台湾隊4人がバラバラになるため、誰も日本語では助けてくれません。分からないことがあっても1人でなんとかしなくてはなりません。このような状況であることにワクワクしている自分がいました。分からないことをそのままにしておくと、どんどん置いてかれてしまう、会話にならなくなってしまうので何度も何度も聞き直しました。分かったふりは相手に対して失礼であり、その場で聞き直す大切さを感じました。研究室のみなさんはとても明るく、たくさん話し、本当によく笑います。メリハリがすごいなと感じました。そんな研究室の雰囲気が大好きで、その温かさに支えられ無事に5日間を過ごすことが出来ました。謝志豪先生、そして研究室のみなさん、本当にありがとうございました。私は現在、食品生産科学科2年です。大学院での研究生活はまだ先です。さらに今回取り組んだ分野はまったくの専門外です。「海外」で、「研究生活を先取り」し、さらに「異分野への挑戦」。このようなチャンスは海外探検隊でしか味わえないのではないでしょうか。この5日間で本当にたくさんの刺激をうけ、視野が大きく広がりました。この体験は忘れません。(川浦 宏太)16台湾大学日本語学科私達は日本語学科の范淑文先生から、台湾の歴史、日本と台湾の関係についてお話を伺った後、日本語学科の学生と交流をしました。范先生に説明していただいたことで台湾についての知識を深めることができたと同時に、今後の日本と台湾との関係がどうあるべきかについて考えるきっかけとなりました。また、仲良くなった日本語学科の学生と一緒に食事に行き、交流を深め、企業にも共に訪問しました。彼との会話によって、台湾の学生の生活や娯楽から始まり、政治のことや国際関係に至るまで、様々なことを知り、学ぶことが出来ました。お互いの国について話せたことは大変楽しく有意義であったと感じております。彼が来日する際は日本にておもてなしをしたいと考えております。 (世戸口 敬樹)Ecoinformatics研究室私が訪れたこの研究室では、生物と環境の相互関係を解明しています。たくさんある研究テーマの中で、将来、海がどのような状態になるのかを予測するという研究のお手伝いをさせていただきました。これを可能にするためには様々なデータを集める必要がありますが、私は動物プランクトンの多様性と数を調べました。まず始めに、あらかじめサンプリングされた動物プランクトンを二等分します。動物プランクトンが約1000匹になるまでこの操作を繰り返します。次にそれをZoo Scanと呼ばれる装置でスキャンします。スキャンを正確に行うためには、この1000匹以上の動物プランクトンを重ならないように一つ一つ離さないといけないのです。この作業に私は3時間以上費やしました。これでやっとスキャンを開始することができます。最後にスキャンした画像をチェックして終了です。私はこの作業を5日間やり続けました。初めの方は付きっ切りで見てもらいましたが、最終日には準備から片付けまで一人でできるようになっていました。この研究は長期にわたって行われているそうです。後、数年で完成する可能性もありますが何十年も先になる可能性もあるそうです。この研修室でこのような研究に参加できたことは私にとって誇りです。研究室での生活は台湾隊4人がバラバラになるため、誰も日本語では助けてくれません。分からないことがあっても1人でなんとかしなくてはなりません。このような状況であることにワクワクしている自分がいました。分からないことをそのままにしておくと、どんどん置いてかれてしまう、会話にならなくなってしまうので何度も何度も聞き直しました。分かったふりは相手に対して失礼であり、その場で聞き直す大切さを感じました。研究室のみなさんはとても明るく、たくさん話し、本当によく笑います。メリハリがすごいなと感じました。そんな研究室の雰囲気が大好きで、その温かさに支えられ無事に5日間を過ごすことが出来ました。謝志豪先生、そして研究室のみなさん、本当にありがとうございました。私は現在、食品生産科学科2年です。大学院での研究生活はまだ先です。さらに今回取り組んだ分野はまったくの専門外です。「海外」で、「研究生活を先取り」し、さらに「異分野への挑戦」。このようなチャンスは海外探検隊でしか味わえないのではないでしょうか。この5日間で本当にたくさんの刺激をうけ、視野が大きく広がりました。この体験は忘れません。(川浦 宏太)16台湾大学日本語学科私達は日本語学科の范淑文先生から、台湾の歴史、日本と台湾の関係についてお話を伺った後、日本語学科の学生と交流をしました。范先生に説明していただいたことで台湾についての知識を深めることができたと同時に、今後の日本と台湾との関係がどうあるべきかについて考えるきっかけとなりました。また、仲良くなった日本語学科の学生と一緒に食事に行き、交流を深め、企業にも共に訪問しました。彼との会話によって、台湾の学生の生活や娯楽から始まり、政治のことや国際関係に至るまで、様々なことを知り、学ぶことが出来ました。お互いの国について話せたことは大変楽しく有意義であったと感じております。彼が来日する際は日本にておもてなしをしたいと考えておりま。 (世戸口 敬樹)