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概要

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住友ゴム住友ゴムでの研修では、改善プロジェクトとして、作業効率を上げることを目標に工場内を観察しました。主な活動としては、タイヤの部品を作る工程を観察したのちに、その工程をストップウォッチで計測し無駄な部分を発見しその部分を改善するということでした。最初の1週間でまず、作業工程の調査を行いました。マニュアルを元に作業員の行動を1周期ごとにメモしていきました。そのメモを元に作業員の作業タイムを計測してデータを取りました。作業する人によって作業の順番が異なるのでタイム計測はとても大変でした。そのデータを元に工程の平均値と最速タイムを比べて無駄な部分を見つけました。2週目に改善した部分を実際に現場に反映させてどのような効果が得られるかを調べました。改善する部分はとても細かなところですが、その少しの改善によってより生産力が上がることをデータで感じることができて、改善の必要性というのに気づくことができました。また、工程の中の改善だけではなく、物品や工具の置き場所を変更するなどの改善も行いました。より安全、より効率良く作業できるように2週間必死になって考えました。職場内では基本的にタイ語で話しているので言葉が通じないこともありましたが、職場のみなさんが親切にしてくださり、パートナーに通訳していただいたりして、内容を理解してしました。何度も聞き返しても説明をしてくださるなどしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。タイヤ工場は自分が専攻したいと思っている分野とは異なっているのですが、この研修で学んだことが、自分が将来やりたいと思っていることにつながることが多いということを発見することができました。どのように無駄をなくしてよりよい製品を作るのかということが、タイヤ工場だけではなく色々なところで必要なことだということに気づくことができたからです。また、最終日に行ったプレゼンでは伝えることの難しさを改めて感じました。自分が理解していて、相手にわかるように説明しているつもりでしたが、何が大事なのかなどがはっきりせず、わかりにくいプレゼンになってしまいました。しかし、何が悪いのかというのを考えながらプレゼンを修正し、成果報告会にてプレゼンを行った際には良い発表だったと言っていただけました。何度も悩みながら行ったことで、プレゼンでどのようにわかりやすく説明し、どこが大事なのかを発表するために何が必要なのかを理解することができました。このプログラムで、私は考え方が少し変わりました。今までは難しいことに対してマイナスのイメージを持って行動をしていました。しかし、このプログラムを通じて、難しいことに対してポジティブにとらえて行動することで達成できることが増えていくと感じました。何事に対しても前向きに取り組んでいくことがこれから先の私の人生に活きていくと思います。この経験を忘れずにこれからの学生生活、就職活動などに活かしていきたいです。(吉良 透)23I’m truly honored to be part of this project. I have formed friendship with four colleagues.They are also great friends, especially my project partner. Even though we sometimesdon’t agree, we still made it through those rough times. I also learned new cultures andperspectives from my Japanese colleagues. They are both similar and different from mine.This training has given me experience outside of my lab. It did not take long for me torealize that the theories and philosophies that I learned from textbooks are so differentfrom practical applications. I want to thank the program for granting me this greatopportunity. I also want to thank my project partner, Toru. He always smiles andbrightens up the workplace. (Jipom)タイ人学生パートナーからのメッセージ