ブックタイトルkaigaitankentai_4
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kaigaitankentai_4
リコー私はインターンシップとしてRICOHに行かせていただきました。タイのRICOHでは、主にプリンターを作っています。衛生管理や空調管理に気を配り、とても快適に働ける環境でした。私が配属された部署は、プリンターの出荷前の安全性を最終確認するQuality Assurance部門(QA部門)というところでした。初日はRICOHの工場全体を見学させていただき、部品の入荷から、プリンターの製造、出荷までの基本的な流れを教えていただきました。そして、2~3日目は製造しているプリンターや、出荷前の最終確認の仕方などを教えていただきました。QA部門を含めてRICOHでは、床にテープを貼り、机や棚、台車、製品などを置く位置、歩行者の歩く位置を決めていました。これは、整理整頓の効果があるだけでなく、歩行者を移動しやすくし、さらに、歩行者と機械がぶつかることを防ぐことができる良い方法だと思いました。また、プリンターには小さな部品が多いので、付け忘れ、付け間違いが多くなってしまうので、製品一台分を製造するのに使う部品を入れる箱を部品ごとに仕切り、部品ごとにその写真を貼ることで、付け忘れ・付け間違いを防ぐ工夫がされていました。また、点検中や点検済み、要修理などが一目でわかるように、製品にカップを置いて時間の無駄を減らす工夫もされていました。整理整頓され、皆がテキパキと動いていて無駄がないように思いました。他にも良いことばかりが目に入ってきてしまい、改善点を見つけることが難しかったです。しかし、様々なことを丁寧に教えていただき、相談していくうちに改善点をみつけることができました。また改善点を言われるのはいい気分はしないだろう、自分の改善案は実現が難しいのではないかと考えてしまい、改善案をQAの方々に話すのは、少し抵抗がありました。しかし、実際に改善案を提案すると、親切に応答してくださり、改善案をよりよくするためのアドバイスもしていただきました。さらには、改善案を実行するために他の部署へも連れて行っていただけました。そして、他部署の方も親切に相談にのってくださり、一部実行に移してもらいました。私たちの改善プロジェクトはQAや他部署の方々に多くの協力をしてもらい行うことができました。それは、QAの方々の私たちに協力しようという優しさと、QAと他部署のつながりがしっかりとあったこと、また他部署の方の協力しようという優しさのおかげだと思います。優しさ・協力・人とのつながりは大切なことであることを改めて実感しました。言葉の壁や文化の壁はあるとしても、それらはちょっとしたことであり、良心を持って行動すれば人と人はつながることができると思いました。大切にしなければならないことは、日本国内でも世界でも同じであると思いました。しかし、それでも言葉の壁や文化の壁に悩む人は多いと思います。私は、将来国内で働こうと思っているので、そのような人々に積極的に声をかけて、海外から来た方がすぐに他の人とつながることができるように手助けできれば良いなと思います。(大塚 しおり)25タイ人学生パートナーからのメッセージI am so happy that I have worked in RICOH company.This program gives me an opportunity to learn aboutKaizen Project.It is amazing that I can create a Kaizen project in 10days with a great hand supporting from QA teammember, IT department and Jig & tool department.(Que)