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概要

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リサーチインターンシップ?科学技術振興機構(JST)JSTプロジェクトは今回の私たちのプロジェクトでNUSプロジェクトに並び最も?きなプロジェクトでした。プロジェクト初?はJSTシンガポールへ?き、そこでJSTの?林さんとブレインストーミングを?いました。このブレインストーミングの中で、シンガポールの教育、科学技術に対する国家的な思い?れを聞き、現在のシンガポールの姿は50年前の建国時点から想定されていたものだと知り、衝撃を受けました。また、シンガポールの外交は全?位外交と呼ばれており、この世界的にも?い評価を受けている外交?腕がシンガポールという特殊な国を他国の外圧から守ってきたという経緯も知ることができました。そして、JSTとして取り組んでいる各種プロジェクトでの様々な話を伺ううちに、シンガポールがこれから取り組まなければならない課題の?つである少??齢化への対策として考えられる機能性?品について着?しました。実は、シンガポールは国策で様々な健康政策を?っているにも関わらず、?本でいうところの特定保健??品のようなものは?当たらないという話を伺いました。そこで、これについていくつか仮説を?て、それを検証する形でドラッグストアやスーパーマーケットへのフィールドワークを計画しました。JSTにはJSTが持っているシンガポールの研究者へのコネクションを提供していただく形で協?をお願いしました。2??から?ったフィールドワークでは、実際に機能性?品がスーパーマーケットやドラッグストアで売られているか、製品には宗教(特にイスラム教など)に対する配慮がなされているか、健康?品に対する消費者と研究者の意識に対する調査などを?いました。買い物客への聞き込み調査では、忙しいシンガポール?にかなり強く回答を拒絶されることもあり、泣きそうになるメンバーもいながら、皆で?えあい、計40名近くのデータを集めることができました。JSTから紹介していただいたシンガポールポリテクニックの教職員やシンガポール国??学の教授からは実際に研究現場での貴重な意?やシンガポールでの健康政策が具体的にどう運?されているかを伺うことができ、ここに消費者と研究者の健康に対する意識のギャップを?つけたことがプロジェクトでの?きな収穫だったと思います。プロジェクトの最終?には再びJSTに?き、調査内容をもとに再びディスカッションを?い最終成果報告会で発表する「私たちからシンガポールへの政策提?」についての具体的なアドバイスをいただきました。私たちは健康?品を通じてシンガポールという国の様々な?を知ることが出来ました。その中には?本と同じだと感じる部分もあれば、違うと感じる部分もあり、ただインターネットで調べただけでは、決して出会うことのできなかった貴重な体験でした。5?間という?丁場のプロジェクトであり、決して?筋縄ではいかなかったことばかりでした。また、このプロジェクトはどうしても国?性や国家の政策などと不可分であるため、当初作っていたプレゼンテーションの資料を最終成果報告会前に?本から来てくださった先?に確認していただいたところ、とても独善的で?本を中?にした書き?になっているという指摘を受けました。この瞬間?から鱗が落ち、?分がいかに上から?線で物事を判断していたかに気づかされました。?壇場の修正は時間的にも精神的、体?的にも難航を極めました。実際、ほとんど?から作り直すような感覚で最終?前?の深夜12時まで修正に修正を重ねました。その甲斐あって最終成果報告会ではよい発表をすることが出来たと思います。このプロジェクトを通じて得た「?分を相対化して、俯瞰で考える」という思考法はまさにグローバルシンキングそのものであると思い、今回の海外探検隊で得た?番?きな財産です。(?邉傑作)お世話になったJST?林さんとの?枚シンガポール国??学Lim先?と?緒にシンガポールポリテクニックToh先?との?枚30