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概要

海外探検隊_6

オリエンテーションジャパン・クリエイティブセンター (副田さん)シンガポール日本商工会議所 (長尾さん)私達は学生交流の一環で、南洋理工大学を訪問し、実際にそこの学生と交流を図ってきました。南洋理工大学はシンガポール国内ではシンガポール国立大学に並ぶ、世界的にとても優秀な大学です。学生に学内を案内してもらいましたが、シンガポールは教育に力を入れていることもあり、とても設備が充実していて、大学が一つの町であるかのような様相を呈していました。設備が整っていることは勿論、学生も優秀で勤勉な人が多く、学内の至る所で熱心に勉強をする学生が散見され、日本の大学との雰囲気の違いを感じました。シンガポールの子供は、幼少の頃から厳しい競争にさらされ、大学に行けるのはほんの一握りの優秀な人のみです。そして、大学に入ってからも厳しい競争が待ち受けています。また、シンガポールでは、学校で学んだスキルをそのまま社会で活かす社会的環境が整っています。学生も、自分の専攻している分野に関する企業でアルバイトをする機会が非常に多いのだそうです。これが、学生の勉強へのモチベーションに繋がっています。このような背景から、シンガポールの学生はとてもまじめで、よく勉強します。海外の教育レベルの高さを目の当たりにし、感化されました。(大嶋 航平)私達はシンガポールの現況を知るために、ジャパン・クリエイティブセンター(JCC)とシンガポールの日本商工会議所を訪問しました。JCCは文字通り日本の文化をシンガポールに発信する拠点となる機関です。こちらでは主に、日本人が世界で働くには何が必要なのか、職員さんの実体験をもとにお話頂き、一番大事なことは他のスタッフさんとの信頼関係をいかに構築するか、ということに懸かっているというお話を伺いました。自分は日本商工会議所というのは政府の関連機関であると思っていたのですが、実際にお話を伺ってみると、民間企業が集まってできた政府とは独立した機関なのだそうです。ここでは主にシンガポールの経済や歴史の話を中心に伺いました。シンガポールは国土の狭い国なので、国の基幹産業は製造業等ではなく、医療や化学・エネルギー産業などの高付加価値産業が中心であり、日本企業もそういったポイントに着目してビジネスを行っているそうです。(大嶋 航平)プロジェクト:南洋理工大学日本愛好会の皆さんと一緒に21