ブックタイトル海外探検隊_7
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海外探検隊_7
シンガポールプログラムの特徴日本貿易振興機構MINDSジャパンクリエイティブセンターポールスター工業14ジャパンクリエイティブセンター(JCC)は、日本の文化や技術を世界に発信する日本の政府機関です。私たちはその発信の仕方に感心を持ちました。JCCでは、現地の人の目線をとても意識して発信していました。ただ情報を発信するのではなく、見る側がつい何だろうと見てしまうような素敵な工夫が沢山詰まっていて、私自身が今後、発信源となるときに参考にしたいと思いました。 (神田 菜緒)MINDSは、障害を持った方々が社会へ出て働くための、職業訓練施設です。ここでは、各人に合わせた作業が考えられており、シンガポール航空のヘッドホンの清掃などの様々な仕事を行っていました。皆が笑顔で生き生きと作業をしており、訪れた人までも笑顔になる素晴らしい場所でした。(南 賢哉)ポールスター工業は船舶部品の再生補修を主に行っている日本企業です。工場ではたくさんの驚くほど大きな部品や、補修前と後の部品の生まれ変わった様子などを見せていただきました。海洋大の学生にとって船舶は身近な存在ですが、普通なら見ることのできない工場の内部は、海洋工学部の学生にとって、特に興味深い貴重な見学となりました。 (神田 菜緒)シンガポールプログラムの特徴としては、次の二つが挙げられます。一つ目は、研修先のジャンルの幅広さ、そしてその数の多さです。ヤクルトでの企業研修、シンガポール国立大学での研究室研修をはじめ、日本貿易振興機構(JETRO)、ジャパンクリエイティブセンター(JCC)、ポールスター、養魚場など業種業態様々なところに足を運ぶことができ、そして、体験することができます。これらの訪問先は一見バラバラのように見えますが、シンガポールという国をあらゆる角度、様々な視点からみるうえで欠かせない、という点で共通しています。様々な企業での研修や大学での研究体験から、この国の多くを学ぶことができたと思います。二つ目の特徴は、海外探検隊で唯一となるホームステイの機会があるということです。男女に別れてイスラム教徒のご家庭に滞在させていただきました。今まで、イスラム教徒の方々と身近に接する機会がありませんでしたが、このホームステイにより、ありのままのイスラム教、イスラム教徒の方の生活を知り友好を深めることができました。また、シンガポール国民のお宅で生活をすることで、新たな視点で、内側からこの国を見ることができるといえます。以上の二つの特徴により、このシンガポールプログラムでは他の派遣国にはない、多岐に渡る経験をし、そしてより深く、そして中から国を学ぶことができると思います。(武井 萌海)JETRO(日本貿易振興機構)とは、現地(シンガポール)への日本企業の進出を支援する独立行政法人です。ここでは、現地研修の最初に、オリエンテーションの一環として、シンガポールの慣習や風習・制度・経済状況など、主に生活面やビジネス面でのお話をお伺いしました??シンガポールの現況を把握して研修に臨むことができました。(南 賢哉)