ブックタイトル海外探検隊_7
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海外探検隊_7
3? 海外探検隊7期生について海外探検隊7期生は全学展開、そして北欧進出へ!海外探検隊第7期プログラムは、2つの大きな進化を果たしました。1つ目は海洋科学部で実施してきたキャリアプログラムが、ついに海洋工学部も含めた全学展開を果たしたことです。その結果、7期生には5名の海洋工学部の学生(流通2名、電子機械2名、海事システム1名)が参加してくれました。海洋科学部と海洋工学部はキャンパスが異なり、共同で実施する授業や実習がほとんどないため、両学部の学生が交流する機会は少ないのが現状です。そうした中で、海外探検隊のような海外実習に両学部の学生が一緒に参加してくれたことは、海外探検隊にとって大きな飛躍となりました。それぞれの学部には、幾分異なるカラーがあり、学生気質にも違いがあります。今回、キャリアプログラム3か国(香港、シンガポール、そしてマレーシア)すべてに海洋工学部の学生が参加しましたので、海洋科学部だけで実施してきたこれまでとは異なる雰囲気のチームが各国で生まれました。お互いの強みと弱みを補完しあう姿が随所でみられ、それぞれの特徴についても、互いによく理解しあう良い機会となったことでしょう。今後も引き続き、海洋工学部からの参加に期待したいと思います。もう一つの特徴としては、バリューチェーンプログラム第2弾となる新しいノルウェープログラムが始まったことです。東洋冷蔵株式会社の支援をいただき、ノルウェーのサーモン養殖大手企業であるセルマック社の養殖実務研修を実施しました。また、プログラム後半は、ノルウェー北部に位置するノード大学で養殖研究研修を実施しました。バリューチェーンプログラムは、過去に海外探検隊に参加したことのある学生が参加する上級プログラムであり、大変充実した内容になりました。さて、海外探検隊7期生は上述したキャリアプログラムとバリューチェーンプログラム以外に、タイと台湾にてリサーチプログラムを実施しました。これは海外大学の研究室研修であり、1か月間じっくりと研究活動に取り組むものです。今後はさらに派遣先を広げていくことや、派遣期間の長期化を支援する体制を整備していきたいと考えています。今、7期生のプログラムを終えてみて、それぞれとても個性のあるチームだったと振り返っています。たくさんの貴重な体験を積み、誰もが大きく成長して帰国しました。また、帰国後にもEASTプログラムをはじめ、様々なグローバルプログラムを実施しています。帰国後、香港大学への長期留学に行くなど、すでに次なるチャレンジに一歩を踏み出した学生もいます。引き続き、7期生のみんながグローバルチャレンジを続けてくれることを願っています。海外探検隊プログラム担当教員 小松 俊明