ブックタイトル海外探検隊_7
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海外探検隊_7
活動報告会〈会場〉品川 & 越中島キャンパスHong Kong〈会場〉品川キャンパスMalaysiaSingapore本プログラムの全学展開を機に、帰国後に本学の品川と越中島の両キャンパスで、キャリアプログラムの報告会を行いました。日をあらためてリサーチプログラム、バリューチェーンプログラムの報告は、グローバルキャリア入門の受講学生も参加の下、合同で行われました。TaiwanNorwayThailand活動報告会は工学部からの参加もあったため、品川・越中島の両キャンパスで行われました。全チームがそれぞれ経験してきたこと、学んできたことを発表しました。チームごとに発表の雰囲気が違い、それぞれの特色が表れていました。品川では特に工学部から学生が参加することによって探検隊が変わったこと、工学部では初の試みであり、活動が充実していた事を発表できたと思います。また、発表会後に行われた海越会(同窓会)では、他の7期のメンバー、多くのOB・OGの方々と知り合う機会を得られました。探検隊発足当時の話等、それぞれの隊の話を聞き、探検隊の濃密な歴史を見ることができました。魅力に溢れた方々から探検隊中の経験などを話していただき、この探検隊というコミュニティがいかに素晴らしいかを知り、また自分がそのコミュニティに参加することができたことをとても嬉しく思いました。こうした活動などを重ねることで、帰国後も活動中とはまた違った刺激を受け続けました。この刺激によって、マレーシア隊全員が様々な変化を見せました。EASTプログラムへ参加する、後学期から香港に留学に行くなど、メンバーそれぞれが様々な活動を積極的に行うようになっていました。私の中にも変化がありました。企業研修や研究室研修などを体験し、海外の職場とその環境や雰囲気を見ることができた事により、海外で働くということについての先入観や抵抗感が無くなり、前向きな考え方が出来るようになりました。全てを通して、海外探検隊で得たことは積極性であると思います。最初の一歩を踏み出さなければ、海外探検隊に参加することも、マレーシアで現地の方々と良いつながりを得ることも無かったと思います。考えたことを行動に起こす、一歩踏み出す力を学ぶことができました。(中村 伸二)2016年10月13&14日2016年10月17日36タイ・台湾はリサーチプログラム、ノルウェーはバリューチェーンプログラムという違いがありますが、今回この3か国は、グローバルキャリア入門の講義の1コマとして合同活動報告会を行いました。会場へは、東洋冷蔵、楽水会からのゲスト、そして佐藤海洋科学部長も足を運んでくださいました。1年生向けの報告会ということで、各チームからは、現地での活動報告だけでなく、これから海外で様々な活動にチャレンジする上で大切なことは何か、といったアドバイスも行いました。優れたコミュニケーション能力、新しい環境への適応力、物事に柔軟に対処する能力…、これらが大切だということは、皆さんすでに飽きるほど聞いておられると思います。しかし、このようなごく一般的なアドバイスも、現地での鮮明なエピソードとともに語られることで、より説得力をもって響いたように感じました。私たちノルウェーチームからは、オスロ空港では離陸前のファイナルコールがなされないという事実になぞらえて、「恵まれた環境にいたとしても、結局は自分がしっかりアンテナを張っていないと飛び立つ(海外へのチャレンジをする)ことはできない」というメッセージを贈りました。私たちが現地でどんな活動をして、そこから何を学び感じたのかは、言葉にして表現しなければ伝わりません。海外探検隊のプログラムのよさを理解してもらい、その活動を継続していくためには、このような報告会の場が非常に重要だと考えました。(坂野 加奈)