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概要

海外探検隊_7

TANKENTAI EAST 2016 プロジェクトは、科学技術振興機構(JST)「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」(さくらサイエンスプラン)の支援を受けて実施しました。今年のEASTプログラムは、東京海洋大学の国際交流協定校で海外探検隊が交流するアジアの5か国の大学(シンガポール国立大学、香港大学、国立台湾大学、チュラロンコン大学、マレーシア国立サバ大学)から10名の学生を招聘して、本学の学生と共に東日本大震災で被災した宮城県と岩手県の第一次産業の復興状況を調査しました。調査結果は、学内で開催した報告会で多くの学生たちに発表しました。さらに、岩手県盛岡市の盛岡中央高等学校や千葉県松戸市の市立松戸高等学校を訪問して、高校生と大学生が国際交流する機会を持ちました。39復興庁専門官の方からの東北復興に関するプレゼンの後、各国の学生から質問が出ました。質問の内容は高度なものが多く、日本人でも思いつかない方面からのアプローチがあり、大変勉強になりました。(田邉 傑作)TANKENTAI EAST 2016 プロジェクト盛岡中央高等学校訪問は、プログラム最初のプロジェクトでした。アジア5大学と海洋大それぞれの大学紹介を行い、その後、高校生と共にグループワークを行いました。「若さ=挑戦」と、彼らを通じ、思いを新たにしました。(安田 朗)アジアの学生達と気仙沼を訪れ、林業(小山材木店、丸吉木材) や水産業(足利本店)の復興について、直にお話を伺い、アジアの学生の被災地への考えや思いを知ることができ、普段の活動よりも学びが深まりました。(疋田 愛理)築地市場は70年以上の歴史を持つ、日本を代表する魚市場です。魚の運搬から陳列、売る様子などを実際に目で確かめ、鮮度を保ちつつ流通させる工夫を学びました。日本と海外の魚市場の違いは非常に興味深かったです。(世戸口 敬樹)松戸高等学校では、今回の滞在で学んだことについて発表をしました。後半は、高校生とプログラムの参加学生でチームを作り交流しました。海外への思いを持った学生同士、世代や立場を超え交流する良い機会になったと思います。(松本 梨里)この農場では最先端の水耕栽培技術を駆使し、津波の塩分で農業を行えない被災地の復興を支援しています。化学肥料を使わず、太陽発電で必要な電力を得るなど地球環境にも優しい農業が行われています。遠隔地からの継続的支援を学びました。(濵名 一成)本プログラムの総仕上げとして、成果報告会「EASTレポート」を行いました。私たちが現地で得たことに各々の持っている知見を組み合わせて、東北の第1 次産業の復興に向けた提案を行いました。(安田 朗)アジアの学生と海洋大生10人ずつがペアになって、シーカヤックに挑戦しました。各ペア、「one, two」の掛け声で動きを揃え協力して漕ぎ、マリンスポーツを通じてより絆を深めることができました。(武田 典子)盛岡中央高等学校復興庁気仙沼(小山材木店、丸吉木材、足利本店)築地市場EASTレポートグランパファーム秦野東京海洋大学館山ステーション松戸市立松戸高等学校