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概要

海外探検隊_7

在香港日本国総領事館香港プログラムの特徴香港日本人商工会議所9香港プログラムでは、主に3つの活動を行い、最後に成果報告会を現地で行いました。まず、オリエンテーションでは、在香港日本国総領事館・香港日本人商工会議所・日本人墓地を訪問し、現地で活躍されている方々からお話を伺いました。次に、香港大学太古海洋科学研究所(SWIMS)で研修を行い、そして、アモイフード (味の素グループ)・香港ヤクルトで企業研修を行いました。今回の香港プログラムでは、新たな2つの取り組みがありました。海洋工学部の学生の参加が始まったこと、香港大学の学生と共に研究所・企業で研修、そして成果報告会では共同発表を行ったことです。海洋工学部からのパイオニアとして、私たち香港チームには、流通情報工学科の4年生が参加しました。海洋科学部の学生とは異なった視点からの考えに、刺激を受け、新たな発見がありました。香港大学とのコラボレーションでは、香港大学の学生の英語力、発言力、仕事の早さ、オンオフの切り替えのスピードなど日本の学生とは違う点を多く感じました。アジアトップレベルの学生の能力の高さを肌で感じ、私たちも負けずに意見を出すことで、刺激し合いながら学ぶことができたと思います。この2つの取り組みから、チームの内側、そして外側から、新たな視点・気づきが得られ、日々学びを深め、成長することができました。このような機会に参加することができ、とても光栄に思っています。(中村 柚咲)私たちは日本と香港の過去から現在にかけての関係を学びました。過去に多くの日本人が香港を訪れ、そこで息を引き取り集合墓地に埋葬されているという話を聞いたとき、私は驚きを隠せませんでした。香港と日本の関係は歴史が深く、先人たちの活躍があってこそ、今の関係が築けているのではないかと思いました。事務局長の柳生さんからは先人たちの存在について教えて頂くとともに、日本企業の香港進出についてもお話を伺いました。香港は日本企業にとって中国本土へのゲートウェイだけでなく、東南アジアへのゲートウェイでもあります。そのため、現在多くの日本企業が香港に進出しています。進出数では毎年アメリカと首位を争っており、香港への注目度の高さを物語っていました。香港の経済発展は数字的には落ちてきているものの、その勢い、また香港市場のポテンシャルの高さはいまだ顕在のように感じました。高くそびえたつ香港のビル群、そして柳生様からのお話、どちらも私を奮い立たせるものでした。勢い溢れる香港の地で、自分の力を最大限に発揮し、研修を成功させたいという気持ちがこみ上げてきました。(磯田 拓磨)私たちは現在の日本と香港の関係を学ぶことが出来ました。日本と香港は経済面だけでなく、観光面でも良好な関係を築いています。香港は日本から多くの農作物を輸入しています。日本の商品は、「安全・安心」ということで香港の方から支持を頂いているそうです。また香港から日本への旅行者、日本から香港への旅行者はともに増えています。香港人の方を対象とした日本に対する意識調査では、6割以上の方が「良い印象を持っている」という結果を知り、私は日本人であることを少し誇らしく思いました。香港での生活にあたって、治安や注意点を教えて頂きました。日本と変わらないくらい安全な地域で、私は一度も身の危険を感じたことはありませんでした。しかしスリが多いとお伺いしましたので、鞄や所持品の扱いには気を付けるようにしました。オリエンテーションとして在香港日本国総領事館を訪れたのですが、異国の地で活躍されている方からの話は心を打ちました。新しいことに取り組む姿勢やマインドについて学びました。この香港研修に対する心持ちを強固なものにし、いいスタートを切ることができました。(磯田 拓磨)