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概要

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64私たちは、7/19から8/17までの約一ヶ月間、台湾で生活しました。最初の数日間は、工商会や玉蘭荘、日本台湾交流協会を訪問し、様々なお話を伺いました。特に交流協会では、海外で生き生きと働く先輩女性の姿を見て、同じ女性として、私もあのように海外で活躍できるような人材になりたいと思いました。そして、約三週間という今回の滞在時間のほとんどを大学での研究活動に費やしました。私とコウスケは台湾海洋大学へ、テルミとカズキは台湾大学へそれぞれ分かれての活動でした。私は、台湾海洋大学の識名先生の下で、サンゴの隔膜糸に存在する酵素の種類を調べる実験を行いました。生物に関する実験は、時間を有するものが多いため、毎日朝から晩まで実験をしていました。しかし、ラボの皆さんが自分の実験があるにも関わらず、とても親身になって教えてくださったので、無事に実験を成功させることができました。識名先生を始め、ラボの皆さんは、本当に親切で、私たちが充実した生活を送れるように、研究はもちろん、食事のことから休日のことまで、たくさんお世話してくださいました。本当に、感謝してもしきれません。そして、最後の数日間はNTOUのKevinさんらの案内のもと、NTOU内や周辺の博物館へ行きました。NTOU内には、操船のシミュレーションができる部屋や、水族館さながらの施設があり、特に後者はそのほとんどを学生が管理しているということで、とても驚きました。この数日間も、Kevinさんを始め、とても多くの方々によくしていただき、台湾の人々の温かさに触れることができました。私は、この一ヶ月の間で、色々なことを学び、気づき、考えさせられました。その全てをここで語り尽くすことは到底できませんが、一つ言えるのは、今まで自分がいかに時間を無駄に使っていたかということです。この一ヶ月間は、とても密度が濃く、同じ一ヶ月でも時間の使い方次第でどうとでも変われるのだということに気づきました。今回得た様々なことは、今後の自分の生き方に大きく影響していくことと思います。このような貴重な学びの場を作り、支えてくださった台湾でお世話になった全ての方々、そして小松先生、また、一緒に行動し、様々なことを共有し合い、時には自分にはない考え方を教えてくれた台湾隊のみんな、全ての人に感謝し、今回の経験を今後に生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました!!!研修先:台湾海洋大学海洋環境学科2年リーダー 満田ちほ