よくある質問
TOEIC学習について
TOEICとは何ですか?
TOEICは、Test of English for International Communicationの略で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストです。世界約150カ国で実施されており、2014年度の日本国内での受験者数は約240万人でした。
なぜ進級要件がTOEIC「600点」なのでしょうか?
前身の海洋科学部ではTOEIC 600点をクリアするのに必要な英語技能を「英語基礎力」と位置づけ、その基礎的なスキルを学部3年生までに身に付けてもらうべく、4年次の600点進級要件化に踏み切りました。多くの英語能力試験がある中でTOEICを選択したのは、本学の伝統でもある産業界に直結した活躍を学生時代から意識してもらうには、ビジネスでのコミュニケーションで必要とされる、聞く・読む力を測るテストであるTOEICを指標にするのがふさわしいという背景があります。またTOEIC 600点は、「使える英語の入り口」とも言われています。就職を目指す学生も大学院へ進学する学生も、600点をクリアすることで実践的な英語スキル養成へ向けての「基礎工事」が完了すると言えるでしょう。
TOEICは何点が満点ですか?どんな形式ですか?
満点は990点、5点刻みで表示され、最低点は10点です。1問ごとの配点が決まっているわけではなく、正当数をもとに独自の評価基準でスコアが換算されます。テスト形式はマークシートで、4つ(または3つ)の選択肢から正答を選びます。
TOEICには、どんな問題が出ますか?
Listening Section 100問、文法や語彙を含むReading Section100問です。Listeningが45分、Readingが75分、合計120分に及ぶ長時間の試験です。
TOEICはビジネス英語だと聞いたのですが、今まで勉強した英語と違いますか?
英語によるコミュニケーション能力を測る試験ですので、英語圏の職場や日常生活を想定した問題が多く出題されます。学校教育の英語ではビジネス場面が取り扱われることが少ないので、TOEICで高スコアを得るためには、ビジネスや職場に特有の語彙を増やすなどの新たな学習が必要となってきます。しかし、これまで学習した英文法や英単語の知識は、TOEICに臨むうえでの重要な基盤になります。
東京海洋大学では、2014年度4月入学生からTOEIC600点が4年次の進級要件になりましたが、TOEIC600点をとるのは大変ですか?
東京海洋大学1年生の入学時TOEIC平均スコアは2014年度で482点、2015年度で486点でした。単純計算で、入学後3年間で120点近くアップさせる必要がありますが、2014年度は1年生の約50%が1年次終了までに進級要件を達成しました。
いつまでにTOEIC600点が必要ですか?
4年生に進級するまでにTOEIC600点を取得している必要があります。
TOEIC600点はどのくらいのレベルなのですか?
「自分宛てに書かれた簡単な仕事上のメモを読んで理解できる」、「ゆっくりと配慮して話してもらえば、目的地までの順路を理解できる」など、日常の単純な会話に支障がないレベルです。ちなみに、企業が新入社員に求めるスコアの平均は514点ですので、600点をクリアすることは就職活動に非常に有利に働きます。
TOEICが勉強できる科目が海洋大にありますか?
1年次と3年次に1コマずつ必修科目があります(それぞれ半期15回)。この必修科目の担当講師は全員TOEIC満点で、TOEIC試験を熟知しているのは勿論、国際コミュニケーションに必要な知識・技能を豊富にお持ちです。加えて『TOEIC特訓クラス』や『TOEIC夏期集中講座』なども開講され、授業内外でのTOEIC教育が充実しています。
TOEICのスコアを上げるコツは何ですか?
まずTOEICのリスニングセクションでは、英文が1回しか読まれないテスト形式に慣れる必要があるでしょう。またリスニングの試験時間も約45分とセンター試験より長くなっていますので、集中のON /OFFが大切です。問題用紙はすべて英語で印刷され、指示放送も英語で行われるため、リーディングセクション含め2時間以上休みなく英語と向き合うスタミナが求められます。加えて、「7つあるパート毎の出題形式に慣れておく」、「難しい問題があっても気持ちを切り替えて解答し続ける」、「リーディングセクションでは自分に最適な時間配分を知りそれを実行する」など、受験スキルの有無もスコアに影響します。とはいえ、高校卒業までに身に付けた語彙力・文法知識・聴解力・読解力はTOEICのスコアアップに大いに役立ちます。
TOEICは海洋大で受験できますか?
IPテスト(カレッジTOEIC)を1年生は入学時に全員受験しますが、それを含め、年に8回受験のチャンスがあります。
海外探検隊について
応募条件はありますか?
夏派遣は学部生(海洋工学部の1年生を除く)、春派遣は学部の1年生~3年生で、原則TOEIC600点以上のスコアがあれば、どなたでも応募することができます。
応募期間・応募方法を教えてください。
海外派遣キャリア演習(通称:海外探検隊)は、夏季、春季で実施します。募集については、HP・学内掲示等でお知らせしますので、確認してください。
参加するための費用はどれ位かかりますか?
渡航費は楽水会から一部補助が出ます。その他の費用については「JASSO留学生交流支援制度(奨学金)」 が受けられる可能性があります。但し、成績、世帯年収等の条件がありますので、詳細は募集要項にてご確認ください。経費は物価等から国毎に異なりますので、詳しくは下記問合せ先までお問い合わせください。
応募・選考について教えてください。TOEICの点数で選考されるのでしょうか?
応募・選考については、所定の志望書を提出して頂き、書類選考後、面接を実施します。選考では、TOEICの点数以外に、参加の動機や意欲、積極性なども選考の対象とし、公正な選考をさせて頂きます。
派遣先を教えてください。
平成30年夏季は、香港・台湾・タイ・シンガポール・中国杭州・ベトナムを予定しています。
派遣期間はどれ位ですか?
授業に影響しない、夏休み、春休み期間中の1ヵ月程度になります。
派遣先での演習内容について教えてください。
大学授業の聴講、企業・研究所での就業体験フィールドワーク等を行って頂きます。
もっと詳しく聞きたいのですが、どこに問合せしたらいいですか?
グローバル教育研究推進機構にお問合せ下さい。
大学会館(生協)2Fに事務室がありますので、そちらにお越しください。
メール(global@m.kaiyodai.ac.jp)でのお問合せも可能です。