スタッフ紹介
(取材:グローバル人材育成推進室)
英会話 Break!
学内で担当されている仕事について教えてください
肩書は「英語学習アドバイザー」ですが、要は「英語よろずや」です。英語に関する相談なら、できるだけ何でも応じてあげたいと思っています。具体的には、「TOEICや院試などの試験対策」「英語での研究発表」「コミュニケーション力をつけたい」「どこから手を付ければよいのか」「留学に関して」など、本当に人それぞれです。カウンセリングを受けたことがきっかけで、英語がより身近で、より楽しいものになるようにサポートしていけたら、と思っています。一回限りのアドバイスでよし、とするのではなく、自律した英語学習の習慣がつくまでは継続して見守っていくのが理想です。英語の実力を着けていくためには、ある程度の期間、日常的にコツコツと自己学習をしていくことが不可欠だからです。そして一番大事な「やる気」を育てるのもチャレンジですが、私の役割だと思っています。
英語学習カウンセリングの他に、グローバルコモンでどのような活動をされていますか
コモンの一角に私は常駐していますが、グローバルコモンが「東京海洋大学のグローバル化」の発信基地としてのロールモデルになり、学生たちにとって刺激を受ける場になるよう様々な試みをしています。
率先して、スタッフとも英語で話をするように心がけています。学生とも、英語であいさつをしたり簡単な会話は英語で行ったりするのは、自然な流れになってきています。言葉は、コミュニケーションの手段として使えて、初めて身に付いたと言えるだけではなくて、通じる楽しさを感じると、学習継続のモチベーションにもなりますものね。
ミッチーの机の横に、動物が寄り添っているポスターが貼ってありますね。どういう意味があるのでしょうか
カンガルーとウォンバットの子供ですね。私の「癒し」になっています(笑)。"We are all different, and all are wonderful!"金子みすずの「みんなちがって、みんないい」の精神です。育った環境などにより、違った価値観や文化があるのは当然ですよね。「グローバル人材」と言うと「発信力」や「語学力」などがクローズアップされがちですが、根底にあるのは、「アイデンティティーを持ちながら、お互いの違いを心から認め尊重し、同じ地球市民としての感覚を持てる。」ことではないかとの深い思いがあります。
英会話 Break!: クリスマステーマ(歌って、笑って、踊って?)
どのようなご経歴をお持ちですか
高校卒業後渡米し、経営学の学位を取得。帰国後は、オーディオメーカー(国際部)でマーケティングに関わる仕事を数年しました。専門分野だけでなく、何とか英語を使えるレベルだったことで世界を広げることができたと思います。とは言え、入社当時、自分が英訳したSPECSやマニュアルが海外に出ていくのには、戦々恐々とした思いでいましたが(笑)。その後は、アメリカ、シンガポール、インドと滞在し、留学時代を含めると、計14年間の海外生活を送りました。その間も、様々な仕事を経験し、時には防弾ガラスの前で仕事をしていた時期もありました。
帰国後は、英語教育に大きな関心を抱くようになり、インターナショナル幼稚園の主任教諭、SST(Standard Speaking Test)の面接官・評価官、企業研修講師などを務めるようになりました。それまでの良かったことやつまずいたことなど、全ての経験が何一つ無駄なく、今英語学習アドバイザーとして活かされている感じがします。今後も学生第一に、英語を道具とした夢の実現のお手伝いを全力でさせていただきたいと思っています。
学生の皆様にメッセージをお願いします
「リスニングが全然聞けるようにならない。」「文法、もう無理。」「外国の人に話しかけられて、フリーズしてしまった。」はい、私もその道を通ってきました。どうすれば、英語に振り回されずに、「道具」として操っていけるようになるのでしょう。残念ながら、「一振りで夢がかなえられる魔法の杖」はありません。でも、工夫できるところはないでしょうか。今使っている問題集のレベルは合っていますか。一つのスキルに偏っていないですか。一緒に学習プランをたててみましょう!英語の力をつけるには、習慣的にコツコツと学習していくことが鍵になります。そのためには、「明確な目標」を持つことも大事ですね。短期的にはテストの点数かもしれませんが、そのテストの先に、英語を使って活躍している自分がイメージできたら、ワクワクしてきませんか。「英語学習のプロ」としてお手伝いをします。100%あなたの味方です。是非気楽に話をしに来てくださいね!
THE FUTURE BELONGS TO THOSE WHO BELIEVE IN THE BEAUTY OF THEIR DREAMS.
(Eleanor Roosevelt)