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スコアアップ経験者インタビュー

「独自の勉強法で短期集中学習」

海洋科学部 海洋環境学科4年 高橋 慶一さん
2013年4月550点 ⇒ 2013年6月780点

TOEICを勉強しようと思ったきっかけは何ですか。

A.大学院入試に必要でした。それから、今後資格として活用できると考えたためです。

元々英語は得意でしたか。あるいは好きでしたか。

A.小さい頃から、英語の学習はあまり苦にならなかったです。中学高校でも、英語は割と好きな教科でした。

TOEICの勉強にどのくらい時間をかけましたか。

A.院試のTOEICスコア提出期限の3か月前くらいから本格的に勉強を始め、その後は多い日で5時間、平均で一日2~3時間くらい取り組んでいたと思います。

TOEICスコアアップのために、どのように学習しましたか。

A.基本的には市販のCD教材などを使って、自学で勉強しました。自分の場合、元々リスニングの方が得意で、勉強すればすぐ点数が伸びる傾向がありました。受けられるテストの回数も限られていたので、スコアアップの結果が早く出るリスニングを重視して学習しました。

<リスニング>
リスニングでは、TOEIC公式問題集やその他の教材を使って、とにかく数を多くこなし、英語に耳を慣らすよう心がけました。
TOEICのリスニングはすべて問題文は一回しか読まれません。また、特にPart.3やPart.4では、限られた時間内で速いスピードで読まれる英語を聞き取り、そこから答えを選択しなければならないので、問題形式に対する慣れが必要だと思います。そこで自分は、①問題文と解答文を先に読んで何が問われるか推測→②流れてくる英語を聞くことに集中→③設問に関係する表現などが流れたら解答、という流れを体に覚えさせるように練習量を増やしました。
教材も、解説が充実したものよりも問題量が多いものを選ぶようにしました。

 <リーディング>
リーディングでは、新しい単語を覚えたり、文法の復習をしたりする時間があまり作れなかったこともありますが、単語や文法の記憶・復習よりも、パートごとの時間配分や解き方の要領をつかむことを意識しました。最後の問題まで解くために各パートをどのくらいの時間でやればよいか、Part.7など長文で解答に必要な情報を絞り込むにはどうやって読み進めるのがよいか、などを考えながら勉強しました。

学習の際、心がけたことや工夫したことは何ですか。

A.同時期にTOEICを受ける人がいたので、その人とお互いに解き方のコツや、勉強の進捗状況、時には愚痴など、情報交換しながら取り組んでいました。一人でやっているとマンネリ化してしまうので、周りの誰かに相談、報告しながらやると、自分のモチベーションを維持できると思います。
 細かいところでは、リスニングをイヤホンではなくスピーカーで流して音声を聞き取りました。実際の会場ではスピーカーを使用しますし、会場によっては音響が悪く聞き取りにくい場合もあるので、練習の段階から聞き取りにくい音に耳を慣らしておくのも手だと思います。自分はグローバルコモンの防音室を利用して、スピーカーで音を流して勉強しました。

TOEIC関連のお勧め教材を教えてください。

A.スリーエーネットワーク発行の「メガ模試 TOEIC TEST リスニング1200」がお勧めです。通常のリスニングより速く英文が読まれるので、本番のテストでいつもより多少ゆっくりに聞こえます。問題数が多い(12回分)のも気に入りました。

TOEICの勉強は、どのようなことに役立つと思いますか。

A.TOEICの問題をスムーズに解けるようになれば、大量の英文を素早く確実に処理する能力が身につくと思います。また、よい結果が出せれば英語に対する自信もつくのではないでしょうか。
資格として幅広く浸透しているので、就職活動、大学院入試で活用できるのも強みですし、何より努力した証として認められるのが良いところだと感じます。

TOEICのスコアまたは身につけた英語力を生かして、今後どのようなことをしたいですか。

A.進学する大学院で海外短期研修があるので、そこでどのくらい自分の英語が通じるのか試したいと思います。

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