スコアアップ経験者インタビュー
「e-learningを毎日コツコツと」
海洋科学部 海洋生物資源学科３年 早川 雄飛さん
2013年4月615点 ⇒ 2014年1月755点
TOEICを勉強しようと思ったきっかけは何ですか。
A．4月に国際学会で発表することになり、英語をやらなきゃと思ってグローバル・コモンのカウンセリングを（前年の）12月に受けました。カウンセリングでは、英語学習についてだけでなく、将来の進路についても相談に乗ってもらいました。進路としては、交換留学を考えていたのですが、それならまず海洋の大学院に受からないといけない。そのために、TOEICで700点あると有利だと思い、1月のTOEIC IP試験に向けて勉強してみようと決めました。ですから、まずは英語を勉強したいという気持ちから始まってグローバル・コモンに行って、そこで英語学習アドバイザーのカウンセリングを受けて進路のことを具体的に考えるようになって、その結果として、将来のためにTOEICのスコアがあったほうがいいと思った、という流れです。
大学院入試までに700点をクリアすればいいという気持ちだったのですが、1月の試験で目標を達成してしまったので、今は大学院留学も視野に入れて、カウンセリングを週1～2回のペースで受けて留学の情報を教えてもらったり、アドバイスに従って勉強を進めたりしています。
元々英語は得意でしたか。あるいは好きでしたか。
A．高校のときは好きではありませんでしたが、浪人中に苦手意識を克服しました。受験では、自分の強みにもなったかもしれません。以前は英語を読んでもわからないし、英語が目の前に迫ってくる感覚がありましたが、今は英語で本や映画の意味がとれるようになり、英語でわかる喜びを感じています。
TOEICの勉強にどのくらい時間をかけましたか。
A．TOEIC自体の勉強は正直あまりしていません。でも、試験の2～3週間前に公式問題集のvol.5をしっかりやりました。
英語の学習自体は12月以降今でも毎日続けていて、アルクのネットアカデミー2でリスニングとリーディングをそれぞれ1日一単元ずつやっています。リスニングは、詳細が聞けるまで何度も繰り返し聞いたり、シャドーイングなどの発音練習をしたり、丁寧に勉強していたので、始めたころは1時間くらいかかっていました。リーディングも精読して意味がしっかりとれるまで読むので、やはり1時間かかりました。今では慣れてそれぞれ30分ずつでしょうか。ほかのテキストの勉強前にウォーミングアップとしてネットアカデミー2を活用しています。（時間制限あり→時間制限なしで納得するまで、わかるまで考えた上で解く→復習）
TOEICスコアアップのために、どのように学習しましたか。
A．公式問題集しかやっていないのですが、とにかく使いこみました。まず、試験は時間制限があるので、時間を計って全ての問題を解きました。その後は時間を気にすることなく、なぜその答えになるのか、誤答はなぜ誤答なのかなど納得するまで問題を考えて、しっかり復習しました。
学習の際、心がけたことや工夫したことは何ですか。
A．繰り返しになりますが、時間制限内で解くのを訓練すること。それから、誤答まで突き詰めてとことん公式問題集の内容が全て理解できるまでやりこむことです。
TOEIC関連のお勧め教材を教えてください。
A．アルクのネットアカデミー2です。TOEICに特化して勉強しているという意識はなく、使える英語を意識して勉強しています。ネットアカデミー2のリスニングもリーディングもTOEICの形式とは違いますが、リスニングは何度も聞いたことで確実に英語が聞けるようになりましたし、リーディングはこれまで流し読みをしていたのが、精読できるようになりました。こういう力がTOEICに役立っていると思います。
TOEICの勉強は、どのようなことに役立つと思いますか。
A．ただ英語を勉強したい、英語力をつけたいという気持ちだけでは、漠然としていて何をしたらよいかわからないかもしれません。英語の基礎力向上のためのインプット材料としてTOEICは有効なのではないでしょうか。
TOEICのスコアまたは身につけた英語力を生かして、今後どのようなことをしたいですか。
A．今は、大学院留学を目指しています。大学院修了後は、日本という枠にとらわれずに色々な国や場所を駆け回って、そこで英語を使って仕事ができたらと思っています。
ほかに海洋大生にメッセージがあったらお願いします。
A．グローバル・コモンのカウンセリングは受けたほうがいいと思います。経験豊富な人に意見を聞くことができますし、英語がやりたいという漠然とした気持ちしかもっていなかったのが、「じゃあ、何のために何をすればいいのか」という具体的な方向を示してもらった気がします。
HOME > TOEIC学習 > スコアアップ経験者インタビュー > 「e-learningを毎日コツコツと」